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~もしも、被災者が苦しんでいる国で2億円のデザイナーズトイレを被災地と無関係な場所に作る国があったら~

いやあ、昔のドリフ大爆笑って面白かったですよね。もしもコーナー自体はアメリカの番組のまねらしいけどね。でもね、ドリフのギャグを令和の世で地でやるとは思ってないんですよ。

被災者はまだトイレも使えず車で移動して遠方のコインランドリーを使ってる状況にですよ? 大阪万博では「デザイナーズトイレ」を作るとか言ってるんですよ? でも写真ご覧ください。企業パビリオンも海外パビリオンも出来てないんですよ。ちなみに完成予定は12月で残り3か月は来場者訓練とか災害時避難誘導訓練をしなくてはいけないのでどっからどうみても期日的にアウトなんですよ。つまりもうプロジェクトとして失敗してるのです。

しかももっと腹立たしいニュースを聞きました。このデザイナーズトイレに大阪城の『残念石』を使おうとか思ってるのです。残念石というのは築城時に石が余って放置された石の事をいい全国各地にありますが大阪城の場合はなんと京都府のはずれにあるんだそうです。運搬費だけでいくらかかるんでしょうね。しかも本当は残念石ではなく別の文化財の可能性もあるんだとか(つまり文化財を破壊します)。本当に被災者を、人間を侮辱する行為ですよね。

これが「TOTO」とか「リクシル」の企業パビリオンなら分かります。でも半年後に壊すトイレですよ。本当「人間」を侮辱する行為にして文化財クラッシャーだと思ってます。


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