なぜ共著制度の作品投稿サイトが無いのだろう?

素人が小説を書くって大変な事なんだよ。

そこでプロが素人の文章直してごらん?

きっとあちこちで名作が生まれるよ。

プロってのは1冊以上本を出した人ね。

俺はこれを「なろう」に提案して馬鹿にされたが

埋もれている作品群を見る限り編集者や校正者が手直しすれば絶対に売れるだろというものをごまんとみてきた。

最後にもしよろしければ読んでください^^


ちなみに「変身シーン」がウリですがこんな文章です。

 ……ザリチュ様、素質充分にございまする。
 よし、ではわが鱗を。
 そういうとザリチュは自分の体の鱗のかけらを自らの手で剥ぎ、魔女に手渡した。魔女はその黒き鱗を少年に渡した。
 手に収まるほどの大きさであるその鱗は透き通るほどの透明な黒い色をしていた。
 魔女は呪文を唱え、最後に鱗を持った手に向かって褐を放った
―眠りし闇と暗黒に目覚めを!
 そういうと鱗がみるみる漆黒に染まった……同時に体中が沸騰したように熱くなる。
 誰かが語りかけてくる――
(憎しめ、憎いだろう。すべてに憎しみを抱くのだ。そして憎しみの対象を破壊するのだ)
(ああ、言われなくてもわかってるぜ)
声にそう答えた。
すると少年に突然の変化が訪れた。目をむき破裂しそうな勢いで心臓が脈打ち、頭が締まるように痛い。あまりの痛さに白目を剥く。
血が沸騰したかのような熱さで体中が熱くなり、喘ぐ。
やがて全身から黒き霧が噴出し漆黒の空へと勢いよく昇っていく。
全身の皮膚が黒く染まっていく。
魔の者達がかたずを飲んで見守る。
突如躯に異変がおき…………全身の痛みに耐えかね、空中で咆哮する。それは苦痛の呻きだけではなく歓喜の呻きでもあった。
肉が流れ、服がちぎれ、己の体が脈打ちながら膨れていく。黒き皮膚は漆黒の鱗に変っていった。背中から瘤が2つ突然生まれたかと思うと爆発するかのように飛び出た。
それは数多の生き物を切り裂くこともできる翼であった。少年だった者は絶望の羽音を嬉しそうに鳴らす。
己の顔に無数の瘤が生じるとやがて瘤は軽快な音を出しながら変化する。瘤が瘤を産み破裂しながら肉が流れる。少年だった者の顔は闇色の血で染まり壮絶な痛みが襲う。痛みで意識が飲み込まれそうだ。
(まだだっ!まだ俺は人間共に復讐を果たしていないっ!)
(俺が受けた痛みはこんなものじゃないっ!)
そう思うと今度は己の顔に瘤が生じなくなり代わりにゆっくりゆっくりと口が裂け、牙が伸び、鼻先が硬く尖った。意識を保つことに成功した。少年だった者の顔を染めた闇色の血は漆黒色が入り混じる闇色の鱗へと変化した。
口が耳元まで裂け終わると顎は徐々に前顎と後顎が交互に迫り出す。こめかみから漆黒の禍々しきねじれた角が新たに生え漆黒の鉤爪も両手両足から生えてくる。瞳は濃き赤色に変わって目を光せた。
竜は己の躰が闇の福音で満たされたことを証明するべく、拳を握り力を入れると尾が漆黒の体液をまき散らしながら生えて行った。己の躰から己の尾へ闇の福音の力が流れて行く……尾が太くなるたびに竜はうれしそうに尾を揺らす。
尾の成長が止まると最後に背びれと尾びれが黒い血しぶきを上げながら生えていった。竜は握りしめた拳を解いた。
変化が終ったときは闇の主にふさわしい竜となっていた。咆哮が谺する!
「おお!成功だ」
沸きかえる洞窟内。闇がまた誕生した。
 
「そなたは世の闇にいつでも溶け込める闇の竜となった。我に近い姿は憎しみと闇への憧れが強い証拠。で、そなたどうするのだ?」
―当然じゃないか。人間どもを殺しにいくのさ
 咆哮で俺は答えた。
 心の声が主であるザリチュに聞こえたのかザリチュは王者の笑みを浮かべながらこう答えた。
「ならば行け!そして人の命を1人残らず握りつぶし、闇に返すのじゃ」

暗黒竜の渇望はイランの大叙事詩『王書』をもとにしてさらに仏教説話とゾロアスター教説話のハイブリッドラノベ作品で18万文字もある作品です(5巻コミケで販売した:2012年完結済み)。これを「プロ」70%、自分30%の印税収入にすることにしてプロ側に徹底的に書き換えてくれれば自分の作品も世に出るだろうし、自分が書いたものとプロが書いたものを突き合わせすれば「何が自分にはプロと比べて足りないのか」が分かり自分も成長できる、自分も本物のプロになれる道が開けるという案です。原著の骨格を崩してはいけないという条件で。

こういう投稿サイト、作って欲しいな。もちろん完全無料で。IT技術者やベンチャー企業の皆様いかがですか、この案。

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【骨格案】


プロ側:ペンネーム公開(本名で出版した場合は本名)

本名(住所等は非公開)

ISBN番号公開、本名公開(自費出版不可、共著での本は不可)

作品実績プロフィール公開

プロ側が素人側の作品を見てお声がけする。

ブロック制度あり

メッセージ機能あり

活動報告制度あり

18禁作品不可。R15やR17の場合は運営側が可か不可かを判断する。


素人側の登録:ペンネームのみ

本名(住所等は非公開)

素人側がプロ側にお声がけする

作品の共著は1名まで

プロフィール公開は自由

作品の出来に納得できない場合は共著仮称不可とする。その際の著作権はすべて「プロ」側に権利が移る。

パクリ、自分の書作物でないもの(権利消滅)、著作権が担保に入ってるもの、相続で著作権を得た作品の共著は不可

コンテストは頻繁に行う

ラノベだけでなく大衆小説への道も開く

著作権印税:プロ70%、素人30% ※本の印税自体の相場が10%なのでプロ7%、素人3%になるのが相場だと思ってください。

18禁作品不可。R15やR17の場合は運営側が作品の掲載不可かどうかを判断する。

R15やR17で掲載不可の場合掲載不可箇所と訂正場所を共著者両方に通告する。訂正しない場合、訂正してもない治らない場合は作品削除


ポイント:ポイントはプロ側のみ1点~5点で評価できる。(0点評価は出来ない)

違反報告:違反報告は共著者が出来る

複垢:即BAN対象

つまりスタートアップの場ということです。

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