『名CM考』シリーズで日本の産業史に最後に輝きを見せた企業名が意外な企業名だった

こんな結果になりました。

ミリの差で「日産リーフ」というのもあったんですが……。震災CMではなく、外資系CMでもない、日本の産業体が最後に輝きを見せたCM。なんと富士重工業ですよ。あ、今は「スバル」なのか。
なお2010年のオリンパスのCMは直後に粉飾決算が来たのでこれはCMでマスコミにその件は流さないでとやったのでしょうか。残念ですね。技術者泣いてますよ。


日産リーフは……その後が全部技術者研究者が中国企業に流れていくんですよ。(※『名CM考』シリーズは企業を貶すコーナーじゃないので「その後がバッドエンドでした」とは記事に書けません)

ITに至っては価値も分からず事実上「オワコン」にする始末。

2000年代まで戻ってもご覧のあり様

酷いのになると「ユビキタス」というバズワードを言いながら大規模リストラしただけという大企業も。こういうのを「迷走」と言います。

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まあ言える事はやっぱり日本は1997年の金融危機で実質オワコンだったという事。このあとはどうにか過去の遺産で出来た物もあったけど基本はオワコン。リーフとアイサイトは奇跡ですね。日産とスバルには悪いけど。それでも2012年以降の商品が無い時点でお察しですね。

やっぱり日本という国は「21世紀に行けなかった国」だったんだなとCM史というものを200作品、200作品も見て思ったわけですよ。

2012年以降の日本って観光立国と称して「外国人様~」とお恵み頂戴するか「日本スゴイ番組」作って自分を慰めるか「水道水が飲める!」って当たり前の事を自慢するか名CM考にもあるウオシュレット自慢するかです。

本当の意味で震災以後に日本人が世界的事業で唯一なしとげた事業とは当時世界1位の高さとなる自立式電波塔、東京スカイツリーの建設だけです。東芝エレベーターのCMがありますのでこちらをご覧ください。これだけは本当に東日本震災以後に日本人が世界的偉業を成し遂げた事だと本気で世界中で誇っていいです。

2012年 東武鉄道・東芝エレベーター 東京スカイツリー

『名CM考』シリーズでは震災以後として載せなかった企業。つまり東武鉄道、東芝エレベーター、大林組という企業群が日本の戦後産業史のラストの輝きを飾ったということになる。本当はこのCMは載せるべきだったんだよ。「震災以後となる2012年以降は日本がオワコンだから載せなくていいや」とはじいた企業群にこそ実は1つだけ誇るものはあったんだな。


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日本の産業史(2000年以降)
2000年 三菱自動車リコール隠し事件、雪印乳業食中毒事件
2001年 カメラ付き携帯電話発明、Suica発明
2002年 雪印食品牛肉偽装事件発覚
2003年 半導体壊滅、ソニーショック
2004年 アップルがi-Pod発明、MD及びカセットテープ壊滅
    三菱ふそうトラック・バス事件発覚
2007年 アップルがアイフォン発明。ガラケー全滅へ
2008年 三洋電機吸収消滅、リーマンショック
2009年 三菱i-Miev登場
2010年 アイサイト発明、日産リーフ登場、GDP3位転落
    スーパーコンピューターが1位へ復帰、日本航空倒産
2011年 東日本大震災発生。日本経済にトドメの一撃
2012年 東京スカイツリー竣工
2013年 恒常的貿易赤字国家へ転落
2014年 観光立国元年
2015年 東芝の不正会計発覚、シャープ経営危機(外資転落)
2016年 東芝グループは解体へ
2020年 新型コロナウイルス発生(2023年5類転落)
2021年 恥となる東京オリンピック2020強行開催
2022年 日野自動車不正発覚
2023年 30年間ドルベースでGDPマイナス成長達成、GDP4位転落
2024年 ダイハツ認証不正発覚、GDP5位転落見込み

それじゃみんな、明日も日本は終わってていいかな~?


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