漁港に水素ステーション置いて水素漁船を動かす

今、近所の四ツ倉漁港とか本当、漁業が死にかけてるんですよ。久之浜港しかり。請戸漁港しかり。そこでね、福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)ってあるじゃないですか。あの日本最大の水素工場の奴です。あれを自動車ではなく、漁船に使えないかなって思うのです。究極のエコです。できれば漁船をリモートで運転出来たら最高ですね。3Kで嫌がってる人を引き込むことが出来ますよ。しかもクリーン。

始めに言いますけどとてもじゃないけど復興オリンピックなんて言ってる場合じゃないですよ。

で、出来れば双葉郡に水素漁船工場を作るんです。エンジンはもう既存の市販車「ミライ」のエンジンで出来ます。ミライってFCVのトヨタのミライの事ね。これが出来たら日本は第二の浜松市になれます。それこそヤマハのマリン事業部の工場を誘致出来ます。

水素漁船や水素船の事を「FCS」と言います。私はFCVよりもFCSの方が全然可能性あるんじゃないかと思っております。

漁船はA重油という物で動かします。重油とか言ってますが実はほぼほぼディーゼルエンジンです。つまりA重油≒軽油です。

A重油っていうのは軽油90 %に少量の残渣油を混ぜたものです。ただし色は真っ黒です。重油ですから。しかしその気になればディーゼルでも動かせるくらいにほぼ軽油です。なお大型船はC重油と言って本当に油の残りかすを使います。B重油は最近使われることはありません。

私はいわゆる漁船だけでなくプレジャーボートにも水素船が使えると思ってるんですよ。

さすがにC重油と価格面で勝てるとは思ってません。しかしA重油ならどうでしょうか。私はコストだけでなく「エコ」の面で大きくリードできると思います。なによりトヨタが特許を開放したミライエンジンを使えば日本は一気に漁船製造大国になります。そしてこの漁船にリモート機能、自動運転機能を付けるのです。

一気に後継者問題が解決すると思いませんか?

そしてモニターとにらめっこですからいわゆるニート問題も解決できるのではないでしょうか。

私はまだ震災から10年程度では震災復興五輪を行うことに反対です。本当にするべきことはこういった製造業、それも新産業の構築です。

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