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なぜ少子化対策に発揮できる小泉進次郎氏の「こども保険」が潰されたのか

それはね、この国の「少子化」を本気で危機だと思ってないから、です。

マジですよ。児童手当5万円ごときで出生数210万→79万人にまで落ちた出生数を回復できるとか思いますか?

そもそも将来世代に新たな負担を強いて、同時に利権が絡み易い教育国債(赤字国債)の導入の方を選んだ有権者がアホすぎるのです。

しかも「こども保険」は公的保険じゃないとまで言い出すあほがいたのです。

こども保険というのは単に児童手当のためにあるもんじゃありません。なお現行制度でも厚生年金から拠出されているのが児童手当です。同じ公的保険やんけ。

こども保険というのは
・保育園/幼稚園1割負担(低所得世帯は0円)
・学校給食無料
・DV被害対策 ←ここが公的リスクを抑える部分です
児童養護施設充実 ←ここが公的リスクを抑える部分です
・ハローウエディング(公共結婚相談所)制度創設
・学童保育1割負担
・訪問育児制度(ベビーシッター制度)1割負担
・児童手当(厚生年金から移動)

の8つの機能を持ってます。
しかも累進保険制度ですので金持ちに厳しく、貧困世帯にやさしい制度です。もちろん金持ちにもメリットは大きくベビーシッター制度で共働きつまりパワーカップルの創設が容易になり世帯収入を激増させます。

ベビーシッター制度がない国っていまや先進国では韓国と日本だけです。女性は子育てをするべきといういつの時代の話だよ!という時代錯誤の常識がこの国を支配しているのです。

だから子ども家庭庁なる「変な」組織が出来たのです。

そして独身は孤独死というリスクが最も大きいからハローウエディング(公共結婚相談所)制度創設ということになってるのです。ハローワークが雇用保険の一部で運用されているようにハローウエディングもこども保険で運用するのです。独身の孤独死リスクは結婚経験者の実に6倍とも言われています。

つまり本質的にこの国は社会が壊れているのです。自己責任と称して孤独死を礼賛しているのです。クズの極みです。だからたかが月額約1000~5000円程度の折半すら嫌がったのです。


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