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同じ経糸のセットから2つの組織を織る

Turned M's and O's と プラットヴェーヴ

これは7年ほど前に織ったお弁当包みです。
常に道具も糸も足りないなかで織っているため、手元にある糸だけで織り、無駄糸を減らしたいとの考えから、時々、同じ経糸のセットで、複数の組織を織ります。
もちろん、手でピックアップしながら織れば、平織のセットで織ることができますが、それを言っては元も子も…(笑)。
少なくとも組織図を作る練習にはなりますよ!

Turned M's and O's

よく目にする緯糸が長く浮く組織M's and O's(スウェーデン語ではソールヴェーヴ)を90度回転させ、経糸が長く浮くようにしたので”Turned M's and O's”、という記述をネットで読みました。

プラットヴェーヴ

組織図からいえば、ハーフドレルと同じだと思われますが、図書館で借りたスウェーデン織りの第一人者・山梨先生の著書には、緯糸が浮く部分は長いところと短いところの2種類で、長さは原則一定と書かれていました。
私が織ったものは、長さは全て同じですが…💦
プラットは日本語なら”平ら”ですから、平織なの?と思ってしまいますが、スウェーデン語の平織は、トスカフトTuskaft ですよね。
考え出すと、寝れなくなりそうです。

正直に言いますと、名前を知ったのは、織った後、随分たってからの話です。

組織図

上からTurned M's and O's、プラットヴェーヴ、平織

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