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オープンワールドが苦手
一本道ゲーム好きによる、オープンワールドゲームが苦手という話です。
オープンワールド:にがて
私はオープンワールドゲームが苦手です。
でも、嫌いなわけではないです。好きになれたらいいなあと思います。
今のゲーム業界ではオープンワールドが波に乗っているので、オープンワールドのゲームを避けていたら遊べるソフトが減っていく一方ですしね。今日はまだ避けている最中なので、ポケモンの新作は買えません。
なんと時代遅れなことか。
なんとかしてオープンワールドに自分を適応させたい。言語化してみたらオープンワールドへの苦手意識を克服できるかもしれないと一縷の望みを抱いています。
オープンワールドが苦手な理由の一つは、できることが多すぎて何をやればいいか選べなくなってしまうからです。いきなりポイっと広大な世界に放置されてしまうと脳がショートしてしまって萎えてしまう。ゴールを見失ってしまう。
「人は選択肢を提示されすぎると何も選べなくなるので、購買意欲を高めるにはある程度提示する商品の数を制限すべき」という話を聞いたことがあります。あれと同じ。
一本道ゲーム:すき
一方で、私は一本道ゲームが好きです。
一本道ゲームの、限られた資源の中でボス戦を攻略していく過程が楽しいです。一本道ということは、あるボス戦までに入手できる装備品やアイテムの性能には頭打ちがあります。バトルメンバーの数が制約を受けている可能性もあります。これが「限られた資源」であり、これをいかに活用して攻略するかに楽しさを見出していました。
寄り道の多い一本道ゲーム
なんだか矛盾したような表現になっていますが、寄り道の多い一本道ゲームが一番好きです。
いや、「一本道ゲーム」という表現ではあまりにも厳格ですね。
「ストーリーラインが確定しているゲーム」とでも言いましょうか。
あくまでメインのルートは決まっていて、寄り道も用意されているんだけど行くかどうかはプレイヤーの自由という役割分担がはっきりしているゲームが一番好きです。
RPGでは敵のレベル帯が高すぎて、「寄り道用ダンジョンだな」と察する場合がよくあります。「別に今すぐ訪れる必要はないが、ストーリー進行度的にはかなり強い武器を入手できる」みたいな選択肢が提示されます。
行ってみて無理ならやめてしまって、また強くなってから戻ればよいという安心感。
ストーリーラインという言葉が出てきたので
ずっと疑問に思っていることがあります。
オープンワールドゲームはプレイヤーの自由な道順で世界を旅するゲームです。順不同で世界の様々な地域を冒険していくので、各地でのイベントに順番性を与えてはならず、いくつかの短編小説を読み進めていくようなストーリー構造になるのが自然です。
私はファイナルファンタジーなどの重厚なストーリーが大好きなのですが、短編小説の詰め合わせではソフト全体としての物語性は淡白なものになってしまうのではないか。
例えば「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は4つの地域でのストーリーが冒険の目的を達成するためのカギとなりますが、各地域のストーリーは独立したものです。
一つの地域をクリアしたのにそこまでの流れをリセットされてしまうかのような気分。
「また新しく始めないといけないのか」
そう思ってしまったのを覚えています。
一つの気づき
ここまで書いてやっと気づきました。
私は先ほど「オープンワールドが苦手」と言いました。
少し間違いで、「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が苦手」というだけかもしれません。このソフトは日本発のオープンワールドゲームの傑作と言われていて、このソフトこそが「オープンワールドゲーム」の代名詞、つまりオープンワールドの特徴を詰め込んだゲームなのかと思っていました。
しかし「Pokémon LEGENDS アルセウス」をプレイしたときには、先述のようなさみしさは特に覚えなかったことを思い出しました。
オープンワールドゲーム一般に言える話ではないのかもしれません。
結びに
最終的に特定のゲームの悪口を言ってしまいました。ごめんなさい。
しかも、オープンワールドのやれること多すぎ感覚を克服できたわけでもありません。
でも、他のオープンワールドゲームは好きになれる可能性があるとわかっただけでもこの記事を書いてよかったな。
これでポケモンの新作も買えそうです。私はバイオレットかなあ。
では、また。
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