2021年6月27日（日）

　大河ドラマ『青天を衝け』を観ている。とても面白い。

　本筋とはかかわりないが、孝明天皇が一橋慶喜に呼びかける際の「よしのぶよぉ〜......」という台詞が耳を離れない。

　天皇らしく、アクセントは京都式。「よし↗︎のぶ↘︎」ではなくて「よ↗︎しのぶ↘︎」という訛りがある。これがクセになる。

　ちなみに、大河ドラマで天皇役を務めるのは基本的に歌舞伎役者の方々らしい。

　パッと思いつくものだけで調べてみたところ、『麒麟がくる』『西郷どん』『八重の桜』などではいずれも、たしかに歌舞伎役者が天皇役を務めていた。

　「よしのぶよぉ〜......」の孝明天皇も、尾上右近（おのえうこん）さんという歌舞伎役者の方とのこと。

　個人的にとても好きな『平清盛』はどうやら例外（異例？）で、天皇役に歌舞伎役者ではない俳優さんたちが起用されている。

　伊東四朗さんの白河天皇、三上博史さんの鳥羽天皇、井浦新さんの崇徳天皇、松田翔太さんの後白河天皇……もちろんその他の俳優さんたちも、見事な演技だった。