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下地島

宮古島とその周辺の島々を旅してきました。

下地空港に降り立ち、空港でレンタサイクルを借りて下地島をぐるっと走りました。

帯岩、鍋底を巡り、魂のデトックス。
どちらも4年ぶりくらいに訪れました。

宮古島に着くといつも頭痛がしてきて浄化が起きます。
今回ももれなく、自転車をこいで帯岩に近づくと軽い頭痛がはじまりました。

鍋底は相変わらずの迫力。
独特な色、波打つ音もここならではで耳に残る。

人の気で汚されることなく、整然と気高くそこに在り続け、訪れたことを喜んでくれていたようだった。

時間がない。
そう伝えてきてくれた。

下地空港横はあまり人のいない、静かで穏やかなビーチでした。

一番上の写真のような、さとうきび畑の間をくぐり抜ける舗装されていない道を走ったとき、道幅いっぱいの水たまりを自転車で通り抜けなくてはならない箇所がありました。

わたしは何とか脱出したけど、後ろを振り返ると友人が水たまりにはまって抜け出せなくなっていた。

助けに行こうとするわたしも足を泥に取られそうになり、どんどん深みにはまっていきそうになる。

まるでホラー。
「かなちゃん、来たらあかーん!」
怪物に襲われるシーンみたいなセリフ。

泥沼とはまさにこのことだな。
体感しました。

二人で足元や自転車が泥だらけになった。

その足元を、このビーチで洗い流しました。
友人はスニーカーも洗ってぼとぼとでしたが、何だか妙にたのしくていっぱい笑いました。

このあと自転車へと戻るとき、わたしのズボンの股が裂けて破けてしまいます。

どろどろぼろぼろなわたしたち。

こんな出来事が旅の記憶に残っていく。

ひらひらと優雅に、たくさんの蝶々たちが舞う島にて。




*
今日の夢
主人とどこかの山の上で暮らしているお宅にお邪魔して、水を運んだり生活のお手伝いをしている。
素朴な人たち、素朴な暮らしを営んでいる町。
不便なこともここでは当たり前の日常で、素敵なところだなとわたしは思っている。
奥様が食事の用意をしてくれている。

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