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コーヒーに2mlの牛乳を入れることで、尿路結石を予防しよう!

コーヒーが好きで、これからも飲み続けたい!!
でも、尿路結石になるのは嫌だ!!!

という人向けの内容です。(笑)

ちなみに、解決策はとてもカンタンで、牛乳を入れて飲む、
それだけです。
牛乳が好きで、牛乳を入れてコーヒーを飲むことができる人は、
この記事を読みすすめる必要はありません、
牛乳を入れて楽しくお飲みください。(笑)

ただ、僕のように、牛乳がキライで、
かつブラックコーヒーの味が好きだから、できるだけブラックか、
ブラックに近い味で飲みたい!
という人は真似してもらったらいいんじゃないかな、と思います。

結論:1杯のコーヒーに、牛乳を2ml入れましょう

コーヒー1杯あたり、2mlの牛乳を入れることで、
そこまでコーヒーの味を変化させず、
尿路結石の危険性を下げることができます。

なぜか?なぜ2mlなのか?の解説が、ここから始まります。(笑)


「ブラックコーヒー好きなんですか?尿路結石に注意してくださいね」と言い放たれた

僕はコーヒーが大好きです。
なにか外で食べるときも、だいたい飲み物はコーヒーです。

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コメダでも。(笑)

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家でもコーヒーをいれますが、
自分でコーヒーを淹れた時は、たいていブラックです。
コーヒー豆を買ってきて、ミルでガリガリ挽いて、
淹れたてのブラックコーヒーを楽しんでいます。

そんな話を友人たちとしていたところ、
ある泌尿器科の医師が、
「あ〜〜、それ尿路結石、注意してくださいね」と言われました。

知ってますか?尿路結石。
その名の通り、体内で石ができてしまって、それが尿路から出てくることです。
サンドウィッチマンの富澤が、尿路結石になったことをネタにしていましたが、
尿路結石は、女性の出産に匹敵するぐらい痛いらしいんです!!!

そして、尿路結石の石の主成分は、シュウ酸カルシウム。
コーヒーに多く含まれるシュウ酸と、カルシウムが体内で結合してしまうと、
シュウ酸カルシウムとして析出してしまい、それが石になり、
徐々に大きく育っていきます。

ではどうすれば防げるか?は意外とカンタンで、
体の中に入る前にシュウ酸とカルシウムを結合させて
先にシュウ酸カルシウムにしてしまえば、体に吸収されないんです。
コーヒーに牛乳を入れると、コーヒーの中のシュウ酸と、
牛乳の中のカルシウムが結合してシュウ酸カルシウムとなり、
吸収されなくなります。
つまり解決!!!!!

でも、問題が。
僕は牛乳がキライで、できるだけ入れたくないんです。

尿路結石になるのは怖い!!!

でも大好きなコーヒーに牛乳を入れたくない!!!

でも尿路結石はいやだ・・・!

・・・・と、考えた僕の結論は、
コーヒーに含まれるシュウ酸とシュウ酸カルシウムにするための
最小限の牛乳を入れて、
少しでもブラックコーヒーに近い味で飲む!!
でした。(笑)
(コーヒー中毒者の発想ですね・・・)

と、いうことで、
コーヒーに含まれるシュウ酸の量を文献から調べて、
必要な牛乳の量を計算してみました。


牛乳2mlの根拠

まず、コーヒーの中にシュウ酸がどれだけ含まれているのかを調べました。

こちらのサイトによると、一般的にコーヒー100gあたり33mgのシュウ酸が
含まれているようです。

また、焙煎によるコーヒーの有機酸とpHの変化という論文を読みました。

こちらの、論文によると、
最も多いフレンチローストで、コーヒー100gあたり15mgですね。
焙煎の条件などによっても、変わるようです。

何gで計算するのか悩むところですが・・・多めに見積もって
100 gのコーヒーに30 mgのシュウ酸が含まれるとしました。

コーヒー1杯あたり、だいたい15g程度の豆をつかいますから、
30 mg×15 g/100 g = 4.5 mgのシュウ酸がコーヒー1杯に含まれます。

シュウ酸のMW(分子量)が90.03 g/molなので、
4.5 ÷ 90.03 = 0.04998 mmolのシュウ酸となります。

シュウ酸カルシウムの構造式はこちらで、
シュウ酸とカルシウムは1対1で結合しますから、
必要なカルシウム量は同じモル数の0.04998 mmolですね。

カルシウムのMW(分子量)は40.08なので、
0.04990 mmol × 40.08 = 2.000 mg となります。

牛乳1mlあたり、どれぐらいのカルシウムが含まれているかは、
牛乳によって微妙に違うようですが、
今回購入した、こちらのおいしい牛乳では、

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200 mlあたり、カルシウムは227 mg と記載されていますね。

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ということは、227 mg ÷ 200 ml = 1.135 mg のカルシウムが、
牛乳1 mlあたりに含まれていますね。

ということで、

コーヒー1杯に含まれるシュウ酸と結合させるのに必要なカルシウムは
2.000 mgでしたから、

2.000 mg ÷ 1.135 mgで、

牛乳 1.762 ml

約2 mlをコーヒーに入れれば、
すべてのシュウ酸をシュウ酸カルシウムにすることができて、
シュウ酸の体内への吸収を防げますね!!!


ちなみに、余談かつ衝撃の事実ですが、

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ブライトって、カルシウム含まれてないんです。(笑)


2mlは1cmサイコロ2個

コーヒーに牛乳を入れるとき、
まさか、いちいち2 mlをはかったりしませんよね、絶対。
1辺が1cmのサイコロが1mlですから、
サイコロ2個分、角砂糖2個分を入れる、と考えたら、
目分量で入れられますね。
(厳密に計算しておいてそこは目分量なのかというツッコミが入りそうですが・・・)

ほぼ毎日、コーヒーを飲んでいますが、
今のところ尿路結石にはなっていません。(笑)
これからも続けていきます。

今度、スタバでドリップコーヒーを頼んだときなんかも、
「牛乳を2mlだけ入れてください」
って、言ってみましょうかね。

サポート!夢のようです!😆