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写真の色彩表現について語るマガジン

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写真の色表現について、Before・After比較でまとめているマガジンです。 RAW現像メイン、JPEGレタッチ少し。
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春の緑色。春を感じる色の編集。

緊急事態宣言が出ていて、家に籠もって仕事をしています。 ずっとワンルームの部屋にいると 気が滅入るので、 散歩にでかけました。 4月に撮った写真です。 春らしい華やかな花が写っていなくても、 春を感じられる写真が撮れました。 こちら、撮影そのまま。編集前です。 編集後がこちらです。 この緑色だけで、 春を感じられますね。 この日は曇っていたので、 編集でシャドウをアップさせて、 木の葉の影になっているところを 明るくさせると、 きれいな緑色が出てきました。 緑色が

マグロ赤身の赤味加減

マグロの赤身の赤さ加減は、 単純に明るさを明るくしただけでも変化しますね。 ↓jpgそのまま ↓レタッチで明るさをアップ 明るさをちょっとアップしただけなんですが、 赤色がちょっと淡くなりました。 特に、赤色成分の調整をしたりなどしていないのですが、 明るさをアップするだけで、これだけ違いがあるんですね。

竹林の明かりの赤み加減

赤み加減の記事が続いてます。(笑) 炎の赤み加減、バーの明かりの赤み加減について、 こちらのnoteに書きました。 今度は、竹林での赤み加減について。 ↓ jpgそのまま ↓ Lightroom現像 ↓ jpgそのまま ↓ Lightroom現像 ↓ jpgそのまま ↓ Lightroom現像 竹の赤みと同時に、花の赤みも違いますね。 植物、生き物だからでしょうか、 やっぱり赤みが強めの1枚目のほうが好きなのですが、 みなさんはどうでしょう。

バーの明かりの赤み加減

前回、 カメラが自動で記録されるjpgと、現像ソフト(Lightroom)で現像した写真で、炎の赤み加減が違うことを書きました。 それと同じことが、 バーの明かりでも、みられました。 ↓ jpgそのまま ↓ Lightroom現像 どうでしょうか、 ちょっとだけ、上の写真のほうが赤みがあり、 下の写真はオレンジ色が強くないでしょうか。 これは完全に好みの問題なんでしょうけど、 わたしは上の、ちょっと赤みが強めのほうが好きですね! (下のオレンジ色が強いほうも、雰囲気

炎の赤色の違い:jpgそのまま vs Lightroom現像写真

先日のグランピングで撮影したこちらの2枚の画像。 1枚目 2枚目 どちらも同じ写真なのですが、 1枚目は撮影時に自動で保存されるjpg画像そのままで、 2枚目は撮影後にRAWからLightroomで現像した写真です。 びみょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜なのですが、 1枚目のほうが、ちょっと赤色みが強くないですか? 2枚目のほうは、ちょっとオレンジが強めというか。 他の例だと、 ↓ jpgそのまま ↓ Lightroom ↓ jpgそのまま ↓ Lightroom ど

カレーのスパイシーさを表現するために、少しだけ写真に赤色をプラスする

おしゃれ〜に出てきたカレー。 もちろん写真を撮りました。 だけど、 もうちょっとだけスパイシーな感じにしたい。 少しだけ、赤っぽくしてみました。 どうでしょう、 すこしピリッと辛そうに見えませんか。 おためしあれ!

料理の写真をおいしく撮るコツ:赤みを少しプラスする

良い感じの構図で写真が撮れた! でも、なんとな〜く、 おいしそうに見えない、という事って、 ありますよね。 このパスタの写真も、 なんとなく、 食欲をそそるような写真ではない。。。 そういう場合は、 赤みをプラスしましょう。 ホワイトバランスを 少し赤みがかった方へ調節します。 (明るさも少しあげています) パスタも、エビ・タコも、 良い色になりましたね。 編集前よりも、 食欲がわいてくる写真になりました。 なんとなく美味しそうに見えない写真は、 赤みをプラスして

ミニオンのクリスマス装飾を鮮やかに。

USJで撮影したミニオン。 撮った時間帯が夕方だったので、 ちょっと暗めです。 せっかく、 クリスマスカラーの服を着ているので、 少しだけ明るさを調節します。 編集後の写真です 緑色・黄色・赤色が、 いいぐらいの明るさになりました。 少しだけ鮮やかさもあげています。 元気なミニオンの色になりましたね。 USJに行った日の写真まとめはこちら。

空の色とネオンを両立させて、写真をドラマチックに

見出しの画像のみで、どこか特定できる方、いらっしゃるのでは。(笑) そうです、USJです。 夕暮れ時のUSJで撮影したこちらの画像。 とても好きな時間帯ですが、まだ空は明るめのため、 ネオンがあまり目立っていませんね。 少しだけ編集すると 空のハイライトを落とし、 シャドウをアップさせます。 明瞭度もちょっとだけ上げました。 空のグラデーションも残りつつ、 木のシルエットもしっかりでつつ、 CAFEのネオンサインも、存在感が出せました。 (ちなみに、このCAFE

春の青空写真。ハイライトを下げて、空の青色に奥行きを出す。

先日、散歩に行ったとき、 河川敷にかかる橋から撮った写真です。 撮影後、未編集がこちら。 奥にビルもあって、 緑も豊富でとても綺麗な景色。 ただ、残念なのは、 当日は空がもっと青かったのに、 真っ白になってしまっていること。 こういうときは、 ハイライトを下げると、 空の青色がでてきます。 ハイライトを下げて編集した写真がこちら。 同時に、シャドウもあげることで、 緑色も活き活きします。 横向きの写真でも。 【編集前】 【編集後】 縦の写真のほうが、 空の

背景を明るくして、ハルジョオンのピンク・黄色を映えさせる

あっかんべー、で有名なハルジョオン。 (花をギュッとつまむと、 舌がぺろっと出てくるように変形します) 【編集前】 散歩中、綺麗に咲いていたので撮りました。 ピンク色は、 わりと綺麗に出ていると思いますが、 この日は少し曇っていたので、 背景の緑がどんよりしていますね。 【編集後】 少しだけ、明るめに編集しました。 背景の緑を少し明るくすると、 ピンク色も映えますね。 黄色のふわっと感も出てるかなと。 【編集前】 少し引いて、 真上から撮った写真も、 同じよ

提灯(ちょうちん)とその周りの雰囲気を写真で表現

提灯のぼんやりとした明かりって、 とても良いですよね。 明るさ・色が、自然にグラデーションが 自然にグラデーションしてて、 心地よいです。 撮ったそのまま(未編集の写真) すこしだけ、まわりの明るさもアップした写真 どちらが好きでしょうか? お店の周りの雰囲気も 少し感じてもらおうとすると、 周りの明るさを少しだけアップすると、 雰囲気が伝わりますね。 編集方法はすごくカンタンで、 シャドウをアップさせるだけです。 夜の雰囲気って、 ほんの少しの明かりで変わります

【写真編集】厳しい冬の寒さを表現する 白川郷 No.1

先日、白川郷を旅行した写真をまとめてアップしました。 この写真の中から1枚、 お気に入りの写真を選んで、 写真編集のBefore Afterを紹介します。 Before:カメラから取り出したままの写真 After:パソコンで編集した画像(RAW現像) です。 【Before】 【After】 どうでしょうか。 見た目の印象、違いますよね。 Before、After、それぞれ見ていきます。 【Before】 Beforeの特徴このままの写真でも、ナシでは無いと思い

明かりの陰影の加減 20.3/18

出張で泊まったビジネスホテルの部屋に、 すごくウッディーで雰囲気の良い棚がありました。 撮影してそのままが、こちら。 暗い部分と明るい部分に差がしっかりあって、 これはこれで好きなのですが、 少しだけ陰影を弱めて、現像してみました。 全体的に、お部屋の棚っぽい光加減になったでしょうか。 木目が良いですね。 編集・現像前の写真も、 結構好きなので、この2枚はどっちが良いか悩みますね。。。 なんでもかんでも編集したほうが良いということでは無いなぁと、 思わせられる写真で