在米ママンのかかりつけのドクターならぬかかりつけのエージェント 4
こんにちは。
在米20数年の大家のママンです。アメリカ中西部オハイオ州とテネシー州で不動産投資をしなが大家として物件の管理をしている様子を記録しています。本業は不動産エージェントです。リアルターとも呼ばれています。お客様が家を売ったり買ったりするのをお手伝いするお仕事です。最近は不動産投資のコンサルタントもしています。
趣味は住宅見学、流行りのインテリアをいち早く感じられる住宅展示場もよく行きます。人の住んでいるお宅のインテリアを拝見するのが好きです。やはり高級住宅のインテリアなんか見ているだけで気分が上がりますよね。
アメリカに住んでいると、どのお宅にもかかりつけののお医者さん、かかりつけの歯医者さんがいて、だいたい年に一度か二度のチェックアップをしてもらいながら、大きな病気の疑いがあるときは、かかりつけのお医者さんに紹介してもらって大きな病院で検査をしたりします。
かかりつけなのはお医者や歯医者だけでなく、アメリカで不動産投資をするのであれば、かかりつけでいてくれたら良い職業の人たちがこちらにずらっと。
- ローカル不動産エージェント
- ローンオフィサー・銀行の融資担当の人
- 不動産弁護士・タイトルカンパニーのエスクローオフィサー
- 会計士(CPA)
- ファイナンシャルアドバイザー
- 水道工事の人
- 電気工事の人
- エアコンの修理の人・ジェネラルコントラクター(なんでも修理してくれる人)
こういう人たちは、もうその家、つまりファミリーにぴったりくっついて離れないんです笑。
不動産の弁護士やタイトルカンパニーの人まで?と思いますが、一度使ってみてよっぽど嫌でなければ同じ人を何度も何度も使うのがアメリカあるあるです。なぜ同じ人を使うかそれぞれ理由はあるのでしょうが、ママン宅が同じ不動産弁護士を使う理由は、既に我々の個人情報を持っていて、いちいちはじめから説明する時間が省けるから。だと思います。
会計士にしても、毎年確定申告でお世話になるんですが、我が家の仕事や、収入や投資物件をどことどこに持っていて、とかそういう情報がすでに登録済みなので、前の年から変更した部分だけアップデートすれば良いので楽なんです。
例えば以前ニューヨーク州からオハイオ州へ引っ越した際と、その7年後の
去年オハイオ州からテネシー州へ引っ越した際に会計士を変えましたが、
めんどくさいったらありゃしない。その度に過去の話を一からしないといけません。なんだかファミリーヒストリーの本でも書けるんじゃないですかというくらい長いコンサルティングの時間となりました。そういうことを毎年繰り返したくないので、一度お世話になって、お任せできると思った会計士の方には今後もずっとお世話になりたいと思うのです。
どうして不動産エージェントまで一家に一人必要なの?と思われるかも知れませんが、アメリカでは家を買うのは一生に一度ではなく、同じ人が何度も家を購入します。ママンもリアルターとしてお家を購入、売却のお手伝いをさせていただいていますが、同じお客様が、何件もお家を続けて買ってくださいます。もう、そのうち好みもわかってきて、あ、このお客様の好きそうな家が売りに出そうとなると、すぐにお知らせして、お客様も、見ないで買う手続きを進めます。マーケットに出る前に書類の準備を済ませておくと欲しい物件をゲットできる可能性も高いです。
ですから、お抱えエージェントとのお付き合いは長くなります。必然的になんとなく気の合う人ばかりが、その家のかかりつけのエージェントになっていきます。笑。家族ぐるみのお付き合いといなることも珍しくありません。そしてそのお客様からの紹介、口コミで新しいお客様と出会っていくことになります。こんなふうに誰かのお抱えエージェントだけで成り立つようになったら、自分で営業して新規開拓しなくても、スムーズにビジネスができます。既存のお客様だけでやっていけるようになりたいなあと思いながらも、ママンはまだ未熟ですので、新規の開拓をもっと沢山しないとビジネスが確実にストップしてしまいます苦笑。そういう時のために、大家業で家賃収入があることが、心に余裕を持っていられる理由だと思います。
読んでくださりありがとうございました。
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