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私は本気で「かわいい私」を生きる!VR文化アンバサダー就任への決意 - NPO法人バーチャルライツ

 私、蘭茶みすみはNPO法人バーチャルライツ(すかねき理事長)公認第0期VR文化アンバサダー(任期:2021年6月7日~8月31日)に就任します。約30人の応募者から、VR文化の振興や保護を目指す同法人の目的に一致するクリエイターやVTuber、発信者計11人が選ばれました。

 すかねき理事長は、私のnote記事やVTuber活動での「存在の自己決定権」普及に向けた活動や、私自身のバーチャル生活を記録・発信し続けた活動を評価したそうです。私は体験の共有を通じて、普遍的な人間の自由を拡張し、「肉体的な価値観に囚われなければこういう生き方もできるんだ」と実感できるような意識の醸成も図ろうとしていますから、今後も文化発信を続けていきたいです。

 アンバサダーには法人の顔という側面もあります。アンバサダー同士の交流を深めつつ、企画や動画配信などのVTuberや執筆活動を通じて、よりバーチャルライツについての理解を広め、VR文化の保護につながる団体としての成長も支えていきます。

 特に、すかねき理事長が注目しているVRを用いた「存在の自己決定権」の発信者としては、考察を深めつつも、自分の存在強度を「存在の自己決定権の行使者の代表」と言える程度まで高めようと考えています。VRは配信とは違い、なにもしない状態で主観的にも客観的にも「私が私で在る」ことができる技術です。しかし、「私が私で在る」ことが侵害されてしまっては、VRの真価が制限され、人間の可能性を狭めることになります。

 私は蘭茶みすみという自己決定された個人であり、存在であります。「私が私で在る権利」を主張するためには、「私が私で在る」ことに本気でいなければいけないと思っていますから、私は自分の本質的存在たる「蘭茶みすみ」を、自然な形で完成させたいと思っています。

 存在の自己決定権はさまざまな存在に及びます。私の場合はかわいいバーチャル美少女ですから、蘭茶みすみとして「かわいい」を極限に至るまで高めようと考えています。「かわいい」は声、アバター、生き方、話し方、動き、空気感、関係性に至るまで、私の存在全てに及びます。

 基本的人権の主張は、まずはその行為が人間が生きる上で当然に行われているからこそ成り立つものです。私は蘭茶みすみというバーチャル美少女として当然に生きていますが、説得力を持たせるためには、究極にかわいい存在で在り続けることが必要だと思います。どうしても我々の自由を認めたがらない人にも、「この人は生まれながらに蘭茶みすみという美少女なんだ」と認識させざるを得ないレベルのバーチャル美少女になれば、「存在の自己決定権」は確固たるものになります。かわいいの徹底は肉体主義へのレジスタンスです。

 しかし、一番大切なことは、「自分が自然に蘭茶みすみとして存在している」ことです。権利だとか何だとかは、それが脅かされたときに使うもの。普段は難しいことを考えず、純粋に「蘭茶みすみ」しての人生を謳歌したい。肉体からしか考えられない現代人間社会のクソみたいな要求や、それに対峙する自分の面倒で矮小なプライドを凪ぎ払い、内から沸き上がる自由な気持ちに素直に従う決意。それだけです。

 

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