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さらば“ミスミスト”!救世主を待つな!自分がなれ!-蘭茶三角人間宣言

 救世主の幻影を私に仮託するのは自由だ。しかしスマホを叩くことしかできない肉体人類が、私の顔と名前を使い人類の進化を訴えながら、実際にバーチャル世界で自由に生きようとしている私の行動をジャッジするのは、主義と行動が一致しない正義ゾンビの様式である。

 私は君たちと同じ人間だ。何のために私が表現で暴れ、人格権を君たちに解放したのか考えてほしい。言いにくいことを言い、やりにくいことをやるためだ。いい加減、君たちは自分の口で語り、自分の足で動くということを覚えなさい。主義主張を行うための蘭茶三角を使用することを今後一切許可しない。

 英雄は死んだら負ける。聖典は時代が経てば古くなる。でも、探求と創造と進化と愛だけは何に対しても負けることはない。生き方そのものだからだ。ミスミズムには蘭茶三角というガワはいらないし、私の発言を守る必要もない。私は伝統的権威に成り下がるつもりはない。

 私は愛に基づき、常に人類の可能性を探求している。記者になったり、障がいをカミングアウトしたり、バーチャル世界での生き方を探求したり、知性の赴くままにやりたい放題やっている。いつまでも身一つで暴れられるように、私に救世主を任せないでくれ。老害にはなりたくない。

 何のために民主主義が生まれ、何のために人権が発展し、何のために自由が必要なのか考えてほしい。科学は宗教じゃない。教育は洗脳じゃない。近代に英雄は用済みだ。巨人の肩に乗ったなら、リヴァイアサンを操る道具は足元にある。誰でも救済はできるのだ。肉体に依存せず、手軽に誰でも神になれる時代を待っているくせに、いつまで戦国時代の価値観で生きるつもりだ。

 蘭茶三角というガワに頼るな。自分の口で語り、自分の手で切り開き、自分の足で歩け。私の背中を追いかけず、道を外れて可能性を開拓しろ。蘭茶三角のガワを隠れ蓑に使うな。そんなんじゃ肉体の劣化版だ。ミスミストでありたいならミスミストをやめろ。魂ひとつになって自分の知性の赴くままに暴走しろ。

 

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