たぬき_20代のゲイライフ

20代の超絶一般ゲイライフを少しでも紹介できれば良いなと思って始めました。自身が抱える…

たぬき_20代のゲイライフ

20代の超絶一般ゲイライフを少しでも紹介できれば良いなと思って始めました。自身が抱えるゲイ特有の苦悩であったり、体験談、猥談、様々なことを文章にして昇華することで少しでも人生の羅針盤を見つけていくブログ。かもしれません。

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恋愛のゼロ地点

 ゲイとして表立ってデビューして早3年。色々なことがあった。初リアルで待ち合わせ場所に行くと事前情報で知っていた本人写真とは違う人物が現れた。私が逃げようとすると腕を掴まれ「ここで逃げるなら詐欺罪で訴える」と言われ警察に行くか金を支払うかどちらかだと意味のわからないことをぬかしてくる人間に出会った。また、ある人との初リアルでも、待ち合わせ場所に行くと開口一番「君のうんちが欲しいんだ」と隠部からズボン越しでも分かるくらいに湿り気を帯びた、ジップロックを片手に持った男性と出会った

    • 中途半端にチヤホヤされて、可愛がられ、何をしても否定もされず、ただ外見的要素が優れていると言うだけで内面の評価なんて無視された仮初の「友達」という輪に恵まれて何不自由なく暮らしていたホモって最後に何を思うんだろうね。その満たされない虚無感は一生消えないんだろうね。

      • ゲイを職業とする人達

         タイトル通りではあるが、「ゲイ」を職業にしている人は一定数いる。有名どころで言えばマツコデラックスやクリス松村といった人である。ドラァグクイーンもある種「ゲイ」という属性の上に成り立つパフォーマーであるためこの属性に含まれるのかもしれないと思い、分類させてもらっているが。一方でゲイのコミュニティ内部の閉鎖的空間内で言えばGOGOボーイやイベント演者、ゲイバー定員、ウリ専といった職業があるだろう。しかし前者と後者の決定的な違いは端的に言ってしまえばゲイに「媚びている」か「媚び

        • 散文的文章

          25を過ぎると自ずと将来に対する漠然とした不安がよぎり始める。このまま何のスキルもなく、何も成し遂げないまま、何の目標もないまま死を迎えるのかと考えると、何者かになりたい、なりたかった自分の記憶が呼び起こされる。そんな人生でいいのか。本当にいいのかと問いただしてくる。 しかし、本当に社会というのは残酷で、そんな自己探求に使う時間、余暇、思考、全てを奪い、社会的欲求、或いは安全の欲求の担保を最優先に考えさせる人間にスケールダウンさせてくる。 その結果自身の挑戦的思考や反逆的

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          思想強め。日本人傭兵についてホモが語る

           昨今のウクライナ戦争には本当に心が痛むばかりか、被人道的な大量殺戮兵器を用いた広範囲攻撃や、悲惨な殺人現場があるそうで怒りすら覚える(予防線としてメディアの報道を全て鵜呑みにしているわけではないが)  そんな中でもTwitter弁慶の私は日本人の傭兵のツイートを日々チェックしていて、現状の凄惨な現場を垣間見、一方で日本人傭兵への批判的なリプライも見受けられる。  良く見受けられる批判として何故関係ない日本人がわざわざ人を殺しに行くのか。だとか、何故わざわざ命を捨てに行く

          思想強め。日本人傭兵についてホモが語る

          人生100年時代って良いように言ったもんだな

           さて、ちょっとだけ真面目な話をしたいと思いますが、このグラフなんだと思います?答えは年齢別の認知症患者の割合です。(厚生省より)  いきなりこんなもの見せられてなんだこりゃと思う人もいるかもしれませんが。ここで自分の人生感についてツラツラ書こうと思ったのですが、正直このトピックに対して対外的に何か表現しようと思っても平日朝8時に流れる「今日の運勢」くらいには不毛なものだな。とも思いまして。  ただ、ここでただ今回お伝えしたかったトピックはゲイの老後問題。日本の平均年齢4

          人生100年時代って良いように言ったもんだな

          日記/友達の恋愛

          最近僕の仲良い友達が告白されたらしい。とても喜ばしい限りだ。恋愛運皆無な僕は至極純粋におめでとうと思えたその心に安堵した。ああ、まだ腐ってないなと思えた。 というのも僕は恋愛不適合者なのだろうなと二十歳すぎからゲイの業界に入り常々感じている。 この記事でも述べたように自身の恋愛観はまさにゼロで、例えるならRPGで最初に装備しているはずのボロボロの剣すら持っておらず、スライムの倒し方も知らないまま勇猛果敢に攻めていくくらい無知、無謀なのだ。 だから自分の友達に対して気を配

          ゲイの人生の幸福論

           社会人になり早3ヶ月も過ぎ、未だ研修の癖して週3日出勤になってヒイヒイ言ってる私だが、先日初めて会社飲みなるものに参加した。が、早々に来なければよかったと自責の念とらわれた。 口を開けばあいも変わらず下ネタのオンパレード(これは私がゲイだから面白くないだけだが)、勝手な身の上話とプライドの高いマウント合戦。 しまいには私が一番嫌う路上での意味のわからない上司待ち、その後の通行人を一才排したかのような歪な楕円を作り謎の一本締め。 いい加減その意味のわからない、他人に迷惑

          ゲイの人生の幸福論

          個の時代

           今回は少し真面目な、というよりは自分の思うことをただつらつらと書きたいと思います。何故敬語なのかは知りませんけど。  突然ですが皆さんはここ10年程で更に情報化社会が急激に伸びたなと実感してますか?代表的なものとしてはYouTubeであったりTikTokであったり、メディアとしての情報媒体がとても多様化、複雑化していませんか?さまざまな媒体で活躍するインフルエンサー。例えばTikTokerやYouTuber、インスタグラマー等が同時にたくさん生まれて、収益化をしているわけ

          近況報告。ただただ乱雑に書き綴る

           私は今年度に新社会人となり、一カ月半が過ぎた。社会人として様々な情報を、スポンジに水を含ませるが如く叩き込まれている。しかしながら、私はスポンジと言っても好き嫌いが激しいお嬢様みたいなスポンジなのでこれ無理っ!と思ったコンテンツを吸収できる容量は持ち合わせていないためこれまた難しい。  そう言えばこの間はじめて先輩社員2人と同部署の同期と飲みに行った。私の同期は私と相反する存在でスポーツ大出身のザ・世渡り上手といった雰囲気の人間だ。まさに白と黒、陰と陽、トムとジェリー。そ

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          私といういきもの

           私といういきものは常々理屈っぽくて変に回りくどくてそれでいてうるさくてなんとも扱いづらい存在なのである。と自分自身常々思っている。  と言うのもお気づきの人も多々いるかもしれないが、Twitter上で私はこれでもかと糞みたいな意味のない理想論、暴論を書き連ねて投稿したり、Twitterという140字では飽き足らずリプ欄に続けて書いたりとさながら茂○健一郎ばりのやっかましさ極まりない自論を平然と、恥ずかしみもなく書いていた。それが祟り、ひさしぶりに相互フォローの知り合い会う