「内見系youtuberに依頼しても意味ないんじゃね?」みたいな意見に対して内見系のワイが返答してみた。
はい、ラムエイだお(*´з`)
ということで、夏のクソ蒸し暑い夜。
JKが持ってるようなピンクのポータブル扇風機の風を浴びながら、ボーっとツイッターを眺めていたら、こういった投稿を発見。
ふむふむ、なるほどなるほど(*´з`)
このツイートを見たときには、ワイを陥れようとしてる?と怒りかけましたけども、シンプルに今後の不動産業界において、内見動画の使い方。。。というより内見系チャンネルの使い方について考察してくれてるって感じですね(*´з`)
まぁ、これだけ内見動画の再生回数が伸びているんだから、ハウスメーカーさん等の不動産業者さんが我々内見系チャンネルの使い方を考えるようになるのも何ら不思議ではないでしょう。(ほぼゆっくり不動産さんのおかげやけどな!)
https://www.youtube.com/channel/UCnV2ptTOZMfUEbgAs85mpRw
ということで、今回はこれから内見系youtuberを使うか否か検討されている企業様のために、この四つの仮説をお借りして、内見系チャンネルのワイが一つずつ回答していきたいと思います!
あくまでワイの主観的な意見として、この記事を呼んでいただくことと、今回は新築戸建て販売に限ってのお話とさせて頂きます。賃貸物件になるといろいろと変わってきますのでご容赦くださいまし(*´з`)
①YouTubeの内見動画が最初のきっかけでその物件を購入する人は少ないのかも
→はい。その通りです。
ハッキリ言ってスーモやホームズ等のポータルサイトのように”物件の募集動画”というような使い方は内見動画では今のところできないと思ってます。
チャンネルが伸びはじめてきてから、賃貸の内見動画を上げなくなったので賃貸の方はわかりませんが、新築戸建て物件の場合は募集目的で動画を出しても即効性は薄いです。
②問い合わせ→内見後にYouTube内見動画を見るなら購入動機の後押しになるのかもしれない
→これもその通り!!ただ”内見前でも効果あり”。
というのは、現場の営業さんからのお話では、お客様が住宅販売メーカー選びをする上で内見動画をとても参考にしているそうです。
いざお家を建てる!となった時に実際にどこに問い合わせするかというと、たいていの場合はCMや看板などで見たことがある大手ハウスメーカー、もしくはwebで「大阪府 守口市 注文住宅」などで検索して出てくる住宅メーカーさん等がお客様の企業選定の候補になってくると思います。
ま、要は広告費をかけまくった企業が選択肢の中に入ってくるわけですが。
最近ではSNSを使って会社探しをされる方も多くなってきている印象なのでその時にラムエイの動画を発見していただき、動画上に登場する企業様を知り、お問い合わせに繋がるという形が現状です。
もう一つ、お客様の内見動画の使い方として。
注文住宅の場合は、お客様が建てたいお家のイメージを固めるために、なるべく多くのモデルハウスを内見したいと思う方が多いですが、お客様が内見できるモデルハウスには、時間的にも体力的にも限度があるので、内見動画を見ることにより、その住宅メーカーが作るお家の設備の仕様や、間取りや内装のアイデア、または施策やサービスまで解説付き(特にワイの動画)で知ることが出来るので、ホームページを見るような感覚で動画から情報収集をされているようです。
企業選びをしている段階のお客様にお問い合わせしていただく後押しと、お家づくりの参考資料としての役割があるみたいですね。
ここら辺のお話は、お客様と直でコミュニケーションをとられている現場の営業さんからじゃないとなかなか聞くことが出来ず、普段ワイがやり取りさせていただいているマーケティング部や広報の方などは把握しきれないところでもあるので、このお話を聞けて、非常にホッとした記憶があります。
③有名内見動画YouTuberのファンは純粋に内覧動画を見たい人が多いのかもしれない
→残念ながら、その通り!(笑)
これはワイも正直言って良いのか悪いのか判断しかねるところですけども、実際にワイのチャンネルを登録していただいてる方がどんな理由で見ているのかだいぶ前ではありますがアンケートを取ったことがあります。
一番気になっていたのが、そもそもyoutubeで物件探しをしている人はどれだけいるのか?
こんな疑問を感じたので、実際にワイの視聴者様にラムエイを見ることになったキッカケをyoutubeのアンケート機能を使って聞いてみるとこうなりました。
※こちらのアンケートに対しての視聴者様のコメントはこちら▼
https://www.youtube.com/channel/UCpGoq7ayGzOXNY5YknF62ng/community?lb=UgylcFl2_9Snj1QnVxp4AaABCQ
このアンケートはチャンネル登録してるしてないにかかわらず、ラムエイの動画を見たことがあるという人に表示されるものなので、ほかの内見系チャンネルでも、このような結果になるかはわかりませんが、youtubeで部屋を探していたという人は5461票中たったの4%(当時の登録者数5万人ほど)
youtubeで物件探しをしている人はまだまだ少ない…。
やはりこのころは、内見動画好きの人たちが一番見てくれているようですが、4つ目の選択肢、おススメに上がってきたので見始めた。という方は全体の34%。
これがウチの動画の強みだと、自負しております。ここをもっと伸ばしていきたい。
④内見動画の販売への効果は少ない?
→それは残念ながら”違います!”だって実績あるんだもん(*´з`)
ワイらを使うことを検討されている企業様方!
安心してください!履いてますよ!!じゃない、効果ありますよ!!
こうなってくるとワイがさっき言っていた募集動画としては使えない。という話に矛盾が生じてくるかもしれませんけども(*´з`)
まず、①でもあったように内見動画、もっと言うとyoutubeという媒体を、スーモやホームズのような物件募集のためのポータルサイト的な扱いをすることは、やはり現状難しいとワイは考えております。
というのも、入居者さん(購入者さん)が無事決まり、募集が終わった物件を入居者募集中!!みたいな感じで何かしらの媒体に掲載し続けることは禁止されているので、youtubeを募集目的で動画投稿することになると、本来であれば募集が終わった時点で動画を削除しなければいけません。(もしくは募集してないことをわかるようにする)
ただこれをしちゃうとハッキリ言って、youtubeチャンネルがいつまでたっても伸びません。
youtubeチャンネルを育てる上でチャンネル全体の総再生時間というものがひじょ~うに大事らしく、総再生時間が長ければ長いほど、googleからの評価が良くなり、トップ画面におススメされやすいチャンネルになってくるそうです。(だからまず動画100本上げろ!って言われたりする)
実はこれ、実際にワイも体感していて、、、、。
チャンネルが伸びた後に、内容のひどい過去動画を30本ほど削除したんです。
全100本中30本です。3割一気に消し飛ばしました。テヘペロ(*´з`)
動画の伸びも収益もほぼ止まっている状態のものを選定して削除したので、日々の再生回数や収益には影響ないだろうと思い、思い切っていっぺんに削除したのですが、そのタイミングくらいで、動画のおすすめされた数値を表す”インプレッション数”という数値が激減しました。
要はおススメされなくなりました(笑) ぴえん(*´з`)
なので動画は非公開にはしても、削除はするな!!!
っていう教訓を得たって話…は置いといて。
要は、そもそも募集動画として使うには、今のyoutubeの仕組み的に相性が悪いというのがワイの考えです。
「家を探している視聴者に見てもらえばいいので、再生回数はそんなに多くなくてもいいのでは?」
というご意見もあるでしょう。
確かにそのとおりです。そうなればいいですが…。
先ほどのアンケート結果にもあるようにそもそも内見動画の認知度がまだまだ少ない。
一般消費者様にyoutubeで物件探しをするという習慣がまだない状態なので、現状として再生回数を稼がないと、ホントに必要としている人の元へは動画が届かない。というのがワイの考えなわけです。
なので再生回数稼ぎたい→登録者数増やしたい→チャンネル伸ばしたい。になるわけです。
ただ、お家を探している人だけが見るチャンネルを作りたいなぁ…。という気持ちがあることも確か。
しかしこれは現状、簡単なことではないので、長期的な目標って感じですね(*´з`)
じゃあ、ラムエイの内見動画は何の効果があるのか?
ということについてなのですが、ワイの内見動画は募集動画ではなく、あくまで企業PR動画という位置づけとして今では企業様よりご依頼いただいております。
よって、例えば10万再生につき、何件の反響が来るか。といった方程式は残念ながら成り立ちません。というかわかりません。(笑)
正直に申し上げると、現状企業様によって効果が違いすぎるのと、「把握できる問い合わせ」というものが、youtubeの概要欄に貼ったリンクからの問い合わせ数だけなので、もしyoutubeでその企業様を知ったけども、検索からホームページを調べたり、スーモ等のポータル等別の経路からお問い合わせしたことになると、もう何からの反響なのか把握できないわけです。
来店時にアンケートを実施しっかりヒアリングしていただいたり、現場で対応されている営業マンさん一人づつに聞かなければ、ハッキリとした数字はわからないというのが正直なところです(笑)
内見動画を出したタイミングで、次々に問い合わせが止まっていた分譲地が決まっていった。などのお話も営業さんからお聞ききしてますが、それがほんとに動画の効果なのかはわからないって感じ(*´з`)
じゃあ、やっぱりよくわからないし、内見系チャンネルに依頼する意味まだないんじゃね?
そうなっちゃうのも無理はない。
ですが、少し前に非常にうれしいお話を敷島住宅様のマーケティング部の方からお聞きしました。
「ラムエイさん!先日契約されたお客様がこんなことをおっしゃってましたよ!」
『youtubeを見て、お家を建てるなら敷島住宅さん一択でした』
なんとyoutubeで敷島住宅さんを知ってくださったお客様が契約まで至ったそうで、そのお客様曰く、動画を通して圧倒的に他社と比べて敷島住宅さんについての知識が増えていくので、敷島住宅様一択になっちゃったとのこと。
このお話を聞いたときは、ワイの中で内見動画の”可能性”と”方向性”が定まった瞬間でした。ウレピヨです。
▲最近、敷島住宅さんのチャンネルで始まった新シリーズ「めいめいLife」
敷島住宅さんとはもう何回内見動画を撮影させていただいたかわからないほど撮影させていたただいてますが、たまたま、一件目の内見動画を投稿時に2件の資料請求を頂くことができました。
そのおかげで2件目、3件目と撮影させていただくことになるのですが、数を重ねるごとにHPへの流入数や資料請求、内見予約等の反響数が増え、スーモの反響数を上回る月もあったほどです。⇦これめちゃうれしかった。その画像もらってここに貼りたいくらい。
今ではポータルサイトにかける広告費を削減し、youtubeのほうに費用を回していただけるようにもなりました。⇦ワイ、ビジネスチャンス。
なので結論!!
内見系youtuberの使い方としては、正直言って単発のご依頼は効果が薄いです。
なので、複数回、内見動画を投稿することによって、検討されているお客様にまず認知していただき、お客様がお家を建てる際に、企業選びの選択肢に加えて頂く。そして企業様とお客様の距離感を縮めていく!という使い方になると思います。
そのための内見動画として制作させていただいているので、新築戸建てを紹介しているワイの内見動画では、前半後半の2部構成にしています。
前半ではそのお家のメインともいえるリビング等を内見し設備や間取りに触れ、そのお家についてのご紹介。
そして後半では、2階部分の洋室等をご紹介することになり、絵面的に同じような光景が続くので、そこでサービスや沿革など企業様についての情報をご紹介するといった構成にしています。
動画一本分で戸建内見を完結させることも可能なのですが、内見動画の場合は基本的に物件を映し続けるだけの動画なので、あまり長くなってしまうと視聴者さんが飽きて離脱率が高まります。
なので長くもなく短くもない、ちょうどよい長さ(10分前後)にする必要がありますが、そうなってくると企業紹介が尺的に足りなくなるわけです。だから2部構成ってなわけだお(*´з`)
さらには、企業様について紹介する動画の本数も2本に増えるので、youtube上の露出度も増えるということでこの形に至りました。(ま、視聴者さん的には一本で見たいでしょうけどね(*´з`))
とまぁ、そんな感じで動画を作成しているので、改めて結論を申し上げると。
その企業様の様々なお家を内見させていただき、その中で企業様自体を視聴者様に知っていただく。
というのが内見系youtuberであるラムエイの内見動画の使い方です。
これはあくまで『不動産屋ラムエイ』という内見系チャンネルを運営しているワイが現状感じていることなので、ほかの内見系チャンネル様だと、運営者さんの考え方や反響に対しての効果等、変わるところもあると思います。
ただ間違いなく言えるのは、youtubeで内見動画の再生回数が伸びるようになってきたのもここ1年くらいの話なので、まだまだこの内見動画というものが不動産業界においてどう発展していくか、ワイにもわかりません(笑)
そんなワイの可能性を信じて内見のご依頼をしていただいている企業様には感謝してもしきれません。
なんとしても期待に応えるぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!!!!!!!!!
そんなわけで、結局何がいいたいかっていうと…
とりあえず、ワイに内見させてください。ご連絡お待ちしております。→ieshou@iemuragumi.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?