Geforce now ベータテストレビュー(当選しました)

Geforce nowとは

Stadiaみたいなもんです。クラウドでゲームを動かして、それをパソコンに送ってゲームをする(雑)

何が便利かと言うと、こちらのGPUには負荷がかからないため低スペックPCをはじめAndroidスマホで最高設定画質でゲームができる！

PCゲームがいつ、どこでも、同じクオリティ、同じデータでできる！！！
※ネット環境があれば

そんなサービスです。アメリカで行われた似たサービスであるStadiaのテストレビューはさんざんなものでした。特に騒がれていたのは遅延。貧弱なネット環境ではろくにゲームができなかったみたいですね。ではGeforce nowは？

Geforce nowは最高だ！！！

結論から言えばGeforce nowは完成されたサービスでした。たっくさんゲームをやりましたが、そのなかでも系統に分けて3つゲームエクスペリエンスをレビューします。

今回は皆さんの気になるであろう、画質、遅延、操作性の三つを重点にレビューしていきたいと思います。

機材は以下の通りです。

スマホ：Xperia XZ

ノートPC：ASUS UX303U(ブラウン)

デスクトップ（メインPC）：CPU ryzen1600X,GPU RX580,メモリ24GB,その他割愛。モニターはacerのフルHD1msです。そこまで重要な情報ではないと思います。

wifi環境で5Ghz,2.4Ghzどっちもやってみてます。ちなみに回線はjcomです。実測値なくてすみません。

The crew(カーレースゲーム)

言わずと知れたフリードライブゲーム。アメリカの広大な土地を自由にドライブ！ミッションをこなしつついろんなところを回ろう！みたいなゲームです。

まずは画質ですが、最高設定でぬるぬる動きます。さらっと言いましたが、これやばいですよ。メインデスクトップで最高設定はギリ動きません。多少のカクツキは覚悟しなければなりません。そしてGeforce now環境ではマップの読み込みが５秒でした。これもやばいです。画質、もはやいうことなし。むしろデスクトップを超える。悲しい。メインデスクトップ7万くらいしたのに。

次に遅延ですが、ほぼ感じませんでした。いつもならぶつからないかな？みたいなところでちょっとぶつかった気もしましたが、多分プレイヤーの腕がなまってます。かなしいね。というより後述しますが、FPSで感じてないんだから、これで遅延してるわけがないんですよね。

最後に操作性です。ゲームパッド必須としか言えませんね。スマホでもPCでも行いましたが、パッドがないとゲームにならない。でもメインデスクトップでもこれは同じですよね？

小括：エクスペリエンスとして、メインデスクトップを超えました。

Subnautica(異星海中ADV)

私が最も好きなゲームです。地球ではない星の海で冒険するアドベンチャーゲームです。本当に面白いのでぜひかってください。道の生物、深海の恐怖、海の美しさと怖さを見事に共存させた傑作です。続編でbelow zeroというのもあります。こちらはまだ開発中ですのでストーリーがなく、少し物足りない雰囲気ですが、もう現時点で十分面白いです。おすすめです。VRでもプレイできますが、めっちゃ酔います。VRやってる人は分かると思いますが、ローラーコースターを永遠座ってやってる感覚です。1時間で2回吐きました。

画質についてこちらも最高設定で死ぬほど快適に動きます。デスクトップのRX580では最高設定ですと満足に動きません。マップのロードに死ぬほど時間がかかるので、地底が急に出てきたりします。しかしGeforce nowは違います。最高設定で完璧に動きます。画質マジでいい。

遅延も感じません。というよりADVなので特に遅延気にならないんですよね。遅延してないですし。予想ですが3フレームくらいじゃないですかね。それくらいだと思います。

操作性はスマホでは満足に動きません。パッドがあれば別ですが、ADVなのでキーボード操作の方が個人的に好きです。スマホにキーボードつければいい？その通りです。そうすれば全く問題ないでしょう。画面とっても小さくてADVの良さが失われる気もしますが、、、
ノートPCでは最高のエクスペリエンスでした。デスクトップとそん色なし。デスクトップPCいらないのでは？と思うほどです。意味わからん。

小括：メインデスクトップいらないのでは？

Apex legend(FPS)

楽しい！説明不要。スリーマンセルFPSです。無料です。Geforce now、Orijin対応なんですね。ライブラリの統一って全Steamerの夢って知ってましたか？全部がクラウドになればもうなにもいらないですね。

画質はもういいですね。最高です。

さて、FPSで気になるのが遅延ですよね。1フレームの争いであるFPSにとって遅延は命とりです。結論から言えば全く気にならなかったです。これで遅延感じるんですか？本当に？PS4とほぼ同等だと思いますけど。まあ、私はあんまりガチプレイヤーではないので、あんまり言えないかもしれませんが、もうFPSすらクラウドでいいです。

操作性は要検討だとは思いました。パッドよりかはマウスキーボードでやりたいので、マウスのDPIとかキーボードのショートカットとかそのあたりの懸念はありますが、まあ、だから？って感じですね。基本操作は全く問題ないです。パッドくらいは買ってもいいですよね。dual shockがベストチョイスだと思います。PS5が年末に出るので待っても別にいいと思います。

小括：ライブラリ統一の可能性とかマジかよって感じです。

まとめ

正直ここまでいいとは思いませんでした。wifi2.4Ghzですらストレスはほぼなかったので、現時点ではどんなときもwifiとか契約するといいかもしれませんね。まあ、ベストは5Gのアンリミテッドです。

通信環境さえ整えば、デパイスを問わず、最高のエクスペリエンスを提供するGeforce now。それが今回のレビューです。注意点として私はSteamerですので、Steamだけでゲームライブラリが150を超えてます。ゲームは買わないとプレイできませんので（当たり前）、買いましょう。パッドも買いましょう。

さて、実際にサービスが開始されたとして契約するかどうかですが、私は契約すると思います。というのも海外リークで月額1000円未満という情報もあるので、このエクスペリエンスを年12000円で手に入れられるのなら正直破格です。通信環境だけ考えてあげないといけないので、5Gのアンリミテッドプランの登場が待たれますね。Xperia XZですらぬるぬる動くのでもう個人機会にスペックはいらないのではないでしょうか。それに恐らくPSstoreと同様に年で金を払っておけばフリープレイがあると思う（というよりある）ので、割のいいサブスクリプションですね。

最後に追記ですが、データ通信量が果てしないです。世間的に言えば、実測値で10分で1ギガ（）。アンリミテッドプラン以外は自殺行為です。お気を付けください。

今後のゲームエクスペリエンスを根本から覆すサービスです。ゲーマーの自覚があるなら要チェックです。Steamerはもちろん、オンラインゲーム中毒者はこれで死人が出るでしょう。Nvidiaおそるべし。愛してるぜ！