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お店の「売り」て?その2

コロナ渦では普通に行けてたお店に行けなくなってしもたり、売ってたもんも買えんようになったりと、何かしら皆が不自由を抱えて生活せなあかんようになってます。

そんな中、息抜きのためにウチみたいな業種の店に来てくれるのに「これしてください」「あれしてください」とお客さんには色々要求しては「これできません」「あれできません」とサービスやメニューを削ってしまうのも気が引けました。

だからこそ、あえて 普通の日常もできる限り死守したかったし、メニューやサービスも何か削ったら、何か足してとバランスを取りたいなぁと心がけてます。

それで今、(まだ道、半ばですが💦)新しい試みやメニューも考えるようにチャレンジ中!
新しい試みというのは、苦手な動画や衛生管理面で不安があるテイクアウト、慣れないSNSでのサービスとかです。頭の固い昔人間の私にしては大冒険をしている最中なんですねぇ。

必死で頑張ってはる同業他社を見て、私はどうする?と考えたんですけど、私は「料理」を提供したいし、「料理」で生きていきたいって答えはすぐに出ました。
だから料理以外のもんを売る気にはなれんし、料理で生き残られへんのやったら、それまでの命と思いました。(あくまで私自身の考えです。何が正しいとか、正しくないとか、そんなんは関係ありません)

そもそも私の中で「料理」は「調理された食べ物」でなくて、お店での空間であったり、だれかとの会話であったり、そもそも店への行き帰りの道中も含めたもんやと考えてます。

そんな自分の思う「料理」を売り続けるために、どうしたらいいのか。
今までは料理だけを考えてたんですけど今年は「売り方」に関して考えるようになったんです。
そしてもこれからは、それも大事なんやろなぁと思うようになりました。

ウチに「お店の売り」があるかどうか、と聞かれたら正直ないようにも思えてきました。そして、それは自分が自負するところとお客さんが決めてくれはるところの境目にあるもんやとも思ぅてます。

私自身の思う「お店の売り」とお客さんが思ぅてくれはる「お店の売り」が、うまいこと重なり合えたとき、初めて「売り」が生まれるんでしょうか。

色々考えたところで何かがわかるわけではありませんが、時には立ち止まってそういうことを考えるのも、たまにはエエもんなんかなぁと思ぅてます。


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