お店の「売り」て？その1

今年は飲食店にとって、なにやら激動の1年となりました。
ウチも例外に漏れずの一店舗です。

世界中が大きなナニかに動かされているような感じで、その余波がウチにも届いてるような感じですかねぇ。
せやから世界で起きていることに比べたら、小っちゃい小っちゃいことですけど、ウチにとってはまぁまぁな大事（おおごと）なことも度々ありました。

そんな中のせいでしょうか？
今年はなんや改めて「店」について考えました。

今年12年過ぎて、リセットではないし、リセットなんかできへんし、リセットなんてしたないんですど、いつの間にかなんやそれに似たような感覚にとらわれるようになったんですねぇ。

12年を踏まえて、これからどうしていくか。12年を経ての今後。

結局今年中にその答えは出んままで、考えても　よぉ分かりません。
せやけど、今までを無駄にせんで、更なるプラスαというか、改めて何事も大切に物事を進めていきたいなぁと思ぅてます。

コロナがあって経営的に苦しくなったのはウチだけやありません。
飲食店の多くは、営業時間短縮とかメニューの削減とかそれぞれがそれぞれにできる工夫をして、しのいでます。

そんな中、ウチはあえて「何も変えない」もしくは「新しく試みる」を選ぶことにしました。

「今まで通りではあかん」っていう流れで変えなあかんことはもちろん変えますが、同調圧力的な息苦しい世の中から少しでも解放されたくて「変わらないこと」「普通で在り続けること」も意識しつつ、これから先に小さくてもいいから少しでも希望や期待を見いだせるような「これから」も意識していきたいなぁと♪

いろんなお店に行くと「感染防止のために・・・・」といろんなお願いごとをされたり、張り紙を見ることが多くなりました。
不特定多数の人が出入りするお店はすべてのお客さんに接して、注意を促すことも難しいですし、当たり前のことを当たり前にできない、あえてしない人が増えているからとも思います。

でもウチみたいな小さい店やったら大型店舗や流行のお店に「右に倣え」やのぅて、出来てない人が来たり、協力してくれない方がいれば声かければいいかなぁと思って、一応店内に貼り出しはしましたけど、あまり目立ち過ぎんように、でも目に入るようにって変な気遣いをもって貼りだしました。

営業時間の短縮や感染防止もSNSやブログで1回書いたら、それ以降は連投しないようにも、あえて意識してました。
世の中が「当たり前のことができない前提」やのぅて、当たり前やけど出来てない人がおったらお願いしたらええかなってスタンスです。
大方の人がちゃんとしてくれてはるのに、いちいち店に来てまで貼りだされてたり、入店するたびに声掛けされたり、SNSで協力お願いって形で投稿される文言を目に入れさすのは　なんや申し訳ないなぁと。