療養日記 2021年11月20日 『鎌倉』
今日は夜に荷物が届くことになっていて出かけたくても出ない方が良いだろうと考えていた。夜7時にやって来る宅配便は面倒くさくて、遅いからと油断して出かけるとどうしてもその時間に戻ってこられないなんてことは良くある話しだ。
午前中から妻が散歩に出かけてくるというので最初は行ってらっしゃいと見送るつもりだったが、天気も良くてなんとも勿体ないと思い一緒に出かけることに。最初は近場を歩いて戻ってくるつもりだったが。せっかくだからとバスに乗って遠出をすることに。最終的には鎌倉駅までやって来た。
我が家は鎌倉に来るとメインのイモ洗い小町通りなどには行かず、いつも裏鎌倉(西口のこと)から御成通を目指す。今日も例外なく御成通りに行くといつもの行きつけカフェに行く。
The Good Goodiesにて
このお店でもたまたま外の席で一緒になった人たちがわんこをかわいがってくれてそこからちょっとした会話も生まれる。
次にたまにはわんこを連れていけるお店に行こうと検索をし、御成通りの真ん中にある五叉路から小学校方面に向かった途中にあったお店で昼食。
御成通り、カフェ・クレインポートにて
このお店のメインメニューは韓国料理。しかし見た目ぜんぜん韓国料理のお店には見えない。写真は妻が注文したプルコギキムチチャーハン。味はかなり本格的だが本家韓国ではまず見られないような盛り付けだった。
昼食の後も御成通りをぶらぶらとウィンドウショッピングをした。妻にとっては面白そうな物がたくさんあるのだろう、とにかく先に進まない。御成通りは日本一衝動買いをしてしまう商店街と呼ばれているくらい魅力的だったり意外過ぎるものがある。いつからそう呼ばれているのだろう。
そして最後は前回も紹介したトルコ雑貨専門店ミモザに立ち寄ってケバブを二人前買ってきた。このお店に来ると店主さんがとにかく喜んでくれてわんこをとても可愛がってくれる。
今日は御成通りのあと駅の反対側にも行く。鎌倉は御成通りのある西口(裏鎌倉)と東口のギャップが激しい。反対側に行くとそこには観光都市鎌倉の賑わいがある。まず観光客が目指すのがイモ洗い小町通りだ。ここは人通りも多すぎてわんこを歩かせる事もままならない。そんな中で我が家がとにかく楽しみにしているのが雪の下テラスにある「あげまっしゅ」である。
暮れて行くイモ洗い小町通り
鎌倉の隠れた名店「プリンセスきのこ」
このお店の「あげまっしゅ」はさほど有名ではないとはおもうのだが、とにかく美味しい。簡単に言えば椎茸を揚げただけのものなのだが、これに塩をかけて(好みでソースやマヨネーズもOK)食べるのが一番。写真がないのだが大きめの椎茸半分を揚げ、それを串に四つ刺してあるものや、椎茸一個まるまる揚げているものや、肉詰めなどもある。とにかく肉厚椎茸が楽しめる。
入院などもあってこのお店にやってきたのも1年近くぶり。このお店のメニューは変わってなくて安心したが、小町通りそのものはだいぶ変わってしまったような気もする。
あげまっしゅを楽しんだらイモ洗い通りを歩くのは嫌なの裏路地を通り大通りの若宮大路に出る。ここがメインの車通りで、道の真ん中には段葛(だんかずら)という参道があり、駅前と鶴岡八幡宮の間をつなげている。この若宮王子の三井銀行となりにかなや刷子店が店を出していたので立ち寄った。
かなや刷子店にて
かなや刷子店といえば浅草の伝法院通りにある創業は大正のブラシ専門店で、実家で猫を飼っていたときからこの店のペット用刷子を愛用していた。お値段高めなんだけどとても使いやすく、妻もこの店の製品はいろいろと使っている。これまでは浅草に行ったときにしか行けなかったが、鎌倉にも3年前から店を出しているらしい。鎌倉の新たな楽しみが増えた。3年前からあったのに気づかなかったのは我が家が裏鎌倉ばかり行っていたこともあるが、このお店の閉店時間が早いと言うのもあるのかもしれない。
浅草といい鎌倉といい観光地にお店を出しているお土産屋のイメージもあるのだが、かっぱ橋商店街にもお店を出しているくらいで使いやすさと品質は思った以上に高い。ペットのブラシから熊野筆まで扱っている。
先にも書いたように7時に荷物が届くので6時過ぎには鎌倉を出て家にもどる。帰りに大船駅で大船軒のいなり寿司を買う。荷物は七時半くらいに届いた。クラハの繋がりで山梨で農園をしている方から柿を安く頒けてもらった。(その人は柿ではなくシャインマスカットの農家)
わんこも柿大好き
夕飯は大船軒のいなり寿司と御成通りで買ってきたケバブだった。
今日はいつになく行く先々でわんこを可愛がってくれる人が多く、わんこ達も嬉しかったのではないだろうか。まだ普通ではないが出かけられるようになってわんこも楽しみが取り戻せるようになってきたと思う■
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