療養日記 2022年4月5日 『소년심판』
これまで観ていたNetflixのドラマを観終えた。前日までの日記でも書いた「未成年裁判」。連続10話はなんとも尻切れ蜻蛉のような感じもしたが内容は重たかった。今日のタイトルはそのドラマの韓国語名、日本語で書けば「少年審判」。ハングル読みは《ソニョンシムパン》。
犯罪の低年齢化とそれに対する厳罰化と未成年の保護についてのジレンマのような問題を扱ったドラマだがどちらかと言えば犯した罪は未成年でもしっかり償わさせるというスタンスに見える。後半は自分の子供を殺された過去を持つ判事の復讐劇ともとられる展開だったがかなりのリアリティを感じどうしても中立的立場で観られなくなってくる。韓流ドラマの奥深さを知った。
しかし話の内容はそちらよりも我が家にNetflixが開通した時にあれこれとドラマを紹介してくれたので次何を観たらいいかお薦めの話も多かった。ただし僕が好むようなシリアスなヒューマンドラマはお好みではない様子。色々と教えてもらったので今日は「未成年裁判」を観終えるとおすすめの中の一つ、「ミセン」を1話だけ観る。学歴もビジネスに必要な能力も何もない元棋士志願者がコネで大企業のインターンとして入社するが同じインターン仲間から虐めを受ける「みにくいアヒルの子」チックなお話。二話以降が楽しみかな。
昨日は全身が痛くてどうにもならない一日を過ごしたが、今日も何も変わらず。外にも出られず一日中寝ていた。寝ていたというよりはこの時期なので眠っていたと書いた方が良いのかも。
昨晩久しぶりにクラハで仲の良かった人と話をする。同じ持病を持つので話題はそちらの方が多い、一昨日に急激に血糖値が上がったと言う話を聞かされると心配にもなるし自分も気をつけなければとも思う。自分の持病について話ができる稀有な存在だ。
これだけドラマにハマるのも久しぶりだが自分は元々ドラマ好きで、今はなくなってしまった昼ドラは大ファンだった。「真珠夫人」「牡丹と薔薇」「砂の城」と言った語り継がれているドロドロドラマは片っ端から観ていた。今はあの世界が失われ、時折ソニー損保のCMでギャグで用いられるくらいだがあんな世界が韓流ではかなりマイルドになりながらもまだ残っている。ドラマ作りに対する姿勢が日本よりも真摯だ。
昼ドラの他にも朝ドラも「エール」以降観続けているが「おはようモナーおかえりモネ」が挫折寸前だった。朝ドラだからクオリティ高いとは限らない。あの時挫折寸前の僕を励ましてくれたのもこの人だった。今の「カムカム」は面白いのに今週で終わってしまう。次のドラマは今からハズレの匂いがするのは気のせいだろうか。
今の日本のドラマは現実離れした内容、不自然な恋愛展開(韓流も同じ)、役者がヘタクソなど見るだけ時間の無駄だと思う。役者の質の悪さはどうにもならない。視聴率稼げるキャストを優先した結果だ。もう一つ漫画が原作と言うのも多い、全ての漫画がダメとは言わないがストーリーとしてイマイチでリアリティに欠けると思うのは自分だけなのだろうか。
韓流には韓流の王道みたいな展開があって、「愛の不時着」などではそれが逆に利用されていたりもするが日本で同じことをしたら間違いなく干されてしまいそうな感じもする。
Netflixの登場は間違いなくそんなドラマに対する欲求不満を解消する機会でもあったと思う。飽きてくるまでにはまだまだ時間がかかりそう⬛︎
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