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療養日記 2021年12月19日 『年の瀬の市』

 今日は千葉県大多喜町にある大多喜ハーブガーデンで毎月第三日曜日に行われている「あつまんべ市」に行ってきた。市と言っても食べ物の他はハンドメイド色の強いものだ。ここで先月レバーの燻製を買ったのだがそれがあまりにも美味しかったので今月もまた買いたいと思ったのがそもそもの理由。コロナ禍以前はよく遊びに行っていた場所でもあり、当時妻はハーブに凝っていてそんな趣味のためにも良く行っていたのがこのハーブガーデンだった。またこの頃はわんこ関連の市も行われていた。

 朝8時半に出発というのは我が家にしてはとても早い。首都高湾岸線、アクアライン。圏央道と乗り継いで目的のハーブガーデンまでは約1時間半で行ける。

 市とは言っても規模はそれほどのものでもなく、まずは目当ての燻製を買って一通り見て回ったらレストランが開くまで場所取りをして(ここが重要)昼食。昼食を終えたら今度は本腰入れて好きなものを見て回ることにしていた。

 場所取りに時間を掛けるのは当然のことだが座れる場所を確保する必要があるからだ。レストラン内たくさんの座席があるのだが、それはわんこ連れは使えない。そこでハーブガーデン内に椅子とテーブルが設けられていてわんこ連れはそこを使うのだが、当然のこと数が少ないので最初のうちから確保する必要がある。場所を確保すると僕は動き回れないのでわんこを乗せたカートと一緒に場所取り、その間妻がめぼしいものを見て回るのだ。

 妻があちこち見て回っている間わんこと一緒に座って待っていた。近くのテーブルもわんこ連れの人たちが座っていたが、自分のすぐ後ろに座っていたシェルティを連れていた人が早速食事をしていた。まだレストランが開いてないのに食事をしてる。屋台メニューでもない、自分が今日食べようと思っていたメニューだ。何か裏技でもあるんだろうと思っていると、数人の人がシェルティとその飼い主に仰々しいカメラを向けて撮影をしていた。よく見るとお笑いタレントの松本秀樹だった。ペット飼ってる人にとってはわんこと旅する番組などでかなり有名な人なので知っている人も多いと思うが驚くほど周囲に溶け込んでいた。どうやら雑誌か何かの取材でやって来たらしい。うちのわんこもイベントなどで何度となく抱っこして可愛がってもらっている。テレビに登場するままの裏表の全くない人だ。それにしても誰も気づいてないところもすごい。

 レストランが漸く営業開始し、ちょっと早めの昼食を食べる。先程松本さんが食べていたのと同じメニューだ。

大多喜ハーブガーデンイチオシメニュー「恋バシ」(写真は先月食べたもの)

 昼食を終えると今度は全員揃ってあれこれと見て回る。やっぱりハンドメイドが多くて興味を引く。ただしレジンは一軒も出ていなかった。

 あちこち見て周り、気に入った物を買うとハーブガーデンを後にした。この時の予定は暗くなったら市原クオードの森のイルミを見ることだったので時間は余っていた。

 まずは大多喜の道の駅へ、その次にいすみ鉄道、小湊鐵道の上総中野駅に。中野で休憩中妻が大多喜駅でも竹灯籠の点灯があるというのでそれを見に行くことに。さっそく大多喜に戻って暗くなるまで大多喜城を見に行く。資料館は来週26日を最後に大多喜城が改修に入り向こう四年間は閉館らしいが、あまり関係ないか。向こう四年じゃねぇ。

 暗くなって大多喜駅に着く、竹灯籠点灯の期間、夕方から9時までは大多喜駅の入場料は無料になる。規模こそ小さいがこれは見に来て正解だった。

いすみ鉄道大多喜駅竹灯籠イルミネーション

 この後上総中野にもう一回立ち寄って市原クオードの森に向かったが、

入り口で渋滞

という予想もしない事態に。しかも楽しみにしていた地元の漬物、加茂菜は売り切れ。豚汁も売り切れ。イルミは先月見たしいる意味もないので近くにある月崎駅にちょっと寄って早々に引き上げた。帰りは途中の木更津で竹岡式ラーメン専門店があったのでそこで夕食。あとは高速道を走って帰着。

月崎駅

 帰ってから疲れ果ててしまいクラハの部屋も開けられず、日記も月曜日になって書く始末だがそれでさえ身体が重すぎて難儀している⬛︎


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