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療養日記 2021年9月3日 『定期診察』

 三週間ぶりの定期診察があった。前回血液検査の値が入院時のレベルにまで戻っていてちょっと焦った。何の数値なのか具体的にはわからないが、僕のそもそもの脊髄炎に伴う血液内の数値で、入院中は点滴で、退院してからも抗生剤を飲み続けている。これが先月は異常なほど高かった。(あまり高いままだと再入院の可能性もある)

 診察時間は13時だが、血液検査、レントゲンと今回はCTもあったので一時間以上前には病院に入っていた。まずは血液検査と尿検査、さらにCT撮影にはいる。CTが入るときはとにかく慌ただしい。CTももうすっかり慣れっこになってしまった感がある。

 その後はレントゲンも撮る、これで採血から一時間くらいかかる。なんだかんだと移動はするし、待たされる時間も込み。一時間ほどで血液検査の結果も出るので時間通りに診察。今日はとにかく忙しくて待たされた感まるでなし。CTとレントゲン待ちの時にちょっとだけスマホが見られたかという程度だ。

 CTの結果からやはり脊椎の再生が遅く、移植した骨との癒着もあまり進んでいないとの診断。血液検査の結果は先月比ではだいぶ下がったがまだまだ入院時の退院条件の数値を上回っていた。骨の再生だの何だの自分では努力のしようがないことばかり。

 昼食をとる時間もなかったので近場のマクドでテイクアウトをして家に帰る、今日はもう一つ予定が入っていて家にいられたのは40分ほど。今日は車のバッテリーを交換するのでディーラーに行くことになっていた。

 車のバッテリーなんてのも年々進化し、車が進化するにつれ高性能かつ大容量になっているので当然のこととても高い。今回初めてのバッテリー交換だったが車がアイドリングストップ車なのでぐんと高くなってしまった。昔は車のバッテリーなんてそれほど高くはないものだったから調子が悪くなったりあきらかにエンジンスタートが鈍くなると何も考えず交換したり電解液の補充をしたものだが、今はそういうメンテナンスを不要とするものが主流だし、車によってはボンネットを開けてもどこにバッテリーがあるのかわからないというものまである。

 ディーラーには高校時代の友人がいるので小一時間ほど近況報告も兼ねた雑談で終わる。旧友と会うのもたまにはいいもの。しかしバッテリーの出費はおよそ4万円とちっとも嬉しくない。

 用事が済むとさすがに疲れて小一時間ほど寝てしまった。今日は妻も1回目のワクチンを接種して夜はだいぶ辛そうだったので夕食は簡単に。あとはパラリンピックを観ながら昨日から着手した「秋物アクセサリ」作りを淡々と続けていた。明日にはこちらにも紹介できるかも。

パラ競泳最大のアイキャッチャー

 今日で競泳も終わってしまって淋しい。最後男子個人100メートルバタフライ(視覚障害)で日本人選手が1,2フィニッシュしたのは感動した。また車椅子バスケ準決勝で日本が英国を下して決勝進出。あれもずっとドキドキしながら観てた。パラリンピックもそろそろ終わってしまうのは淋しいものだ■

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