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江ノ島

【療養日記2023 5月27日(土)】

 早朝五時ごろに妻に叩き起こされる。その前の就寝が2時すぎ。

🧟天空のポピーに連れて行きなさい

 と言われたようで、多分無意識に

💩もっと早くに家を出なくちゃ、もう遅いよ

 と返事をしたものだと思う。その次に目を覚ますと8時過ぎだった。今日は妻もお出かけしたいオーラを最大限に出していた。一方の僕は朝のウォーキングにも出たくないくらい疲れが溜まっていた。お出かけ?そんなとんでもない。そんな気分だった。

 しかしそんな気分がまかり通るわけでもなく、妻が荒れる前に江ノ島でも行こうかとかるく提案。自分の中では営業再開をしたラーメン屋「あん藤」でお昼食べて洲鼻通りでも歩いて帰ってくるつもりだった。

 支度をして藤沢行きのバスに乗って藤沢へ。北口のペデストリアンデッキ、通常「サンパール広場」ではブレッドマーケットというパンに特化したマルシェが開催されていた。

サンパール広場ではいろんなマルシェが開催されて楽しい。

 マルシェでバインミーを買いそれを食べてから江ノ島へ。ここで妻が行きたい店があるからと言って江ノ電に乗る。

 店の名はWan Shonan Dayというサーフショップとペット用品の店が融合した不思議な店。我が家はわんこが小さい時からこの店でわんこのキャリーバッグを買っている。今回キャリーバックが壊れてしまったので新調したくお店に行ってみた。

Wan Shonan Day

 しかしながら気に入ったものがなく撤退。この店の最寄駅が江ノ電江ノ島駅だった。

 日中は日差しもキツくてわんこを歩かせることも出来ず、日陰を見つけてはのんびりと散歩。そして洲鼻通りにある忠兵衛という店でお昼の生しらす丼を食べる。

忠兵衛の生しらす丼(右上のながらみは別メニュー)
釜揚げしらす丼よりも安い

 昼食を食べ終わると日差しもピークを過ぎたようなので弁天橋を渡って江ノ島の中へ。エスカーを使いながらゆっくりと頂上のサムエル・コッキング苑まで行きシーキャンドルまであがる。

シーキャンドルからの眺め
この中に我が家もある!

 日が傾いてシーキャンドル真下でイベントがあったので行ってみる。浮世絵と江ノ島の話は結構面白かったがその後のライブはイマイチで適当に切り上げて帰る。帰り際にタコ煎餅も食べる。

 さらに夕飯も江ノ島でという事になりヨットハーバー近くにある「座々丸」というお店で夕食。このお店は初めて入って妻は二色しらす丼、僕はマグロカツ御膳をいただいた。わんこ連れもテラスでなら食事が可能なお店だ。

 この道沿いには有名な「とびっちょ」「魚華」「貝作」などの店があるのだがこの座々丸、全く引けを取らないどころか美味しいし値段も手頃ですっかり満足。

「座々丸」のマグロカツ御膳
コイツには脳天を撃ち抜かれた気分だ
こちらは二食しらす丼+サザエさんの壺焼き

 すっかり満足をして江ノ島を後にする。江ノ島で食事をすると食事は楽しめるが帰りは長い弁天橋を渡り、その後も洲鼻通りを歩いてモノレールの湘南江の島駅まで行かないとならない。その距離がおよそ1.4㎞もある。

 帰路は湘南モノレールで大船経由で帰宅。帰ってきたらほとんど夜の10時半だった。

 この日記の少し上にあるシーキャンドルからの眺めを見てある親子連れのパパが、

👨🏻‍💼あっちの方に見えるあの建物、昨日泊まったホテルがあれだよ。

 なんて言っているのをたまたま聞いた。そんな親子連れに比べたら我が家はシーキャンドルから自分の家こそ見えないが住んでいる町は見えるのだから恵まれているかも。

 朝起きて思い立って昼過ぎに家を出たって充分鎌倉や江ノ島は楽しめる。お店の閉店くらいまでのんびりしてたってちゃんと電車やバスで帰れる。

 これを恵まれてないなどとはとても言えない。ただし我が家は江ノ島に海の家が登場したら行かないと決めている。夏の観光シーズンの江ノ島はそれだけガラが悪くなるのが残念でならない。

 なのでこの次江ノ島に行くとしたら秋の話だろう■

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