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お遍路ウォーキング日記(198:六十五番三角寺へ ⑬)

【2024年7月21日(日曜日) Day 198】

 今日は所要であちこちに出かけたものの車での移動ばかりで歩数は千歩未満なのでカウントに入れず。

 なので現在地はほとんど変わっておらす四国中央市上柏町契滝ちぎりだきの脇だ。

 明日もまた外出の予定はあるがそれのお陰でウォーキングには出られずなのでおそらく三角寺にはたどり着けないだろうと思われる。

 なので今日は三角寺と奥の院について書こうかとおもう。

 僕は奥の院にまでこだわって巡礼をしないので有名な札所三十番奥の院常楽寺、六十番奥の院の星が森、七十三番奥の院の捨身が嶽なども話をうかがっただけでこの目では見ていない。

 札所六十五番三角寺奥の院は仙龍寺という寺で、三角寺から見て南、国道319号線の近くにある。この国道は四国中央市の尾根伝いに通り、三好(かつての阿波池田を通り)から先猪ノ鼻いのはな道路となって香川県の財田町(現在の三豊市)へと続く。

 歩きのお遍路さんには全く馴染みもないと思うが車やバイクのお遍路さんには多少の馴染みがある。札所六十六番雲辺寺を打ってから険しい道を通らずに次の六十七番大興寺に向かうのならこの猪ノ鼻道路を通って財田町に向かうルートが一般的で観光バスも利用するルートだ。

 まずこの仙龍寺に三角寺の奥の院として行く人は少ないと思うが、ここは別格二十箇所の札所十三番でもある。なので三角寺を打つとそちらに向かうという人も少ないながらにいる。しかしながら三角寺から仙龍寺までの間は地蔵峠という険しい峠道を越えなければならない。そしてその道はおそらく自転車も通れない歩きのお遍路にだけ許された道だ。

 車やバイクのお遍路さんがこの仙龍寺に向かうには伊予三島からこの国道に入るより他ない。

 少し前あたりから四国巡礼をする遍路の人口が増えてその際に別格巡礼をする人も増えたと言うが別格はそれでかなり険しい道を進まねばならないようである。自分には別格の知識はまるでない。けれども別格の評判は四国の到る所で聞いてきた。

 いつかは別格を打ってみたいねなどとよく妻と話をしていたのだが、病に倒れ巡礼の打ち残しさえももう手が付けられない状態なのが現状。せめてアプリに頼ってでも四国巡礼は続けていたい■

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