病棟で一番バカな患者
昨日の日記では病棟で一番元気な患者を目指すと書き、朝からせっせとウォーキングに励む。これ自体はとても良いことだと思うし、昨日も書いたがせっかく教育入院をしたのだったら効果のあることをして実りあるものにしたいという気持ちはあった。
昨日は二つ目の日記にも他の患者のことを書いたが基本的に今回はそう言うことはあまり気にとめたくはない。同じ目的で入院している人は仲間だと思っているし、W5ではそうでない患者は結構な確率で介添えを必要としている。つまり部屋からは出てこない。出てこないはずの患者がナースの言うことも聞かずにノコノコと出てくるから何やってんだコイツはと思うのだ。
しかしおたんこナスだけはどうにも我慢ならない。病室でポテチだかなんだか平気で食べている。病棟でそれを容認しているのかそれともおたんこナスがこそこそしているのかわからないが、教育入院をしている身には最低最悪の挑発でしかない。大部屋にはもう一人教育入院をしている人がいるがよくまあガマンできているなと思う。きっと僕とは違ってできた人に違いない。
ということで今日はナースステーションに苦情を言ってなんとかしてもらう。しかし病室でお菓子はアリなのかな。今のご時世はいくらでもダメといえるけど、そのあたりどうなのだろう。脳神経内科って食事は関係ないし、口寂しかったら何か食べることは認められているのか、それとも同室に教育入院の患者がいるだけで食べることをガマンさせられているのかも知れない。いろいろ考える。
しかしだ、結論。
大きな音立ててこそこそ食うのが悪い。
これに尽きるだろう。今現在デイルームでさえ飲食は禁止だ。飲むことは大目に見られつつあるみたいだが食べれば必ず注意を受ける。だったら病室も然り。
こういうどうにもならないクズ連中を気にしないためにも今日もまた必要以上には部屋にはいないことにした。
さて今日の一日だが、朝はいつものように起床時間には飛び起きてナースステーションでシャワーを押さえる。昨日はシャワーのタイミングもまた悪かったと思うので夜寝る前に時間を変えて押さえておいた。その足でコンビニに行きコーヒーを買う。一つは缶コーヒー。もう一つはレギュラーコーヒーだ。レギュラーの方はコンビニの横のまだ誰もいない待合室ベンチでクラハを聞きながら飲む。以前だったらこの時間どこかしらの部屋に入って誰かと話をしたものだが、今は昔。そんな部屋はもう悉くなくなってしまった。
5階のデイルームに戻るとそこで写経。写経が終わると七時半近くになりここで血糖値測定をする。朝食は8時だがラジオのハングル講座を先に聴いてから食べ始める。実際のところは8時15分から食べ始め、ゆっくり食べて8時40分に食べ終わるようにしている。
そこから30分強休んで今日最初のウォーキング。昨日もそうだがスマートウォッチとの同期がうまく行かないようでどこまで進んでもちっとも移動距離に反映されない。一度部屋に戻ってから再度調整をして11時前にようやく1回目。しかしこれは途中で用事ができて止めた結果である。移動距離2.3㎞。
その後実習生Mさんの昨日できなかった糖尿病に関するレクチャーを受ける。資料は自分で作ったようだ。またこういうレクチャーも実習の一環らしい。たまたまとはいえ実習に関わることができたのは貴重な体験だと思う。ただし人によっての受け取り方もいろいろあるのではないだろうか。
このレクチャーが終わると2回目のウォーキング。これも何かの用事で途中で止めたが移動距離2.4㎞。歩き終わると昼食も間近だった。
昼食のあと1時半くらいから3回目のウォーキング。消費カロリーを80に設定。移動距離は3.4㎞。今日はMさんもこの時間に一緒に歩く。以前3㎞歩かせてしまったが今日も同じくらいの距離を歩かせてしまった。ウォーキングの後明日の個別栄養相談の内容を考えましょうと提案されいくつかの質問を用意した。こういうことも実習生がついてくれたから考えられることで正直ありがたいと思った。思ったのだがそのあと交換表を使って献立を作りましょうという話になり明日は栄養相談の後献立作りをする事になってしまった。それでも普通の教育入院ではそこまでできないことだからありがたいと思わないと。いや、ありがたいよな本当に。
夕方に4回目のウォーキング。今度は消費カロリー数100でスタート。移動距離は4.4㎞。これだけのウォーキングをして今日恐らく3回目あたりで入院してからの累計移動距離が100㎞に達した。いくら何でも歩きすぎ。病棟の廊下を行ったり来たりで、しかもサンダル履きで100㎞歩いた奴なんてこれまでにもいたのかな。しかも10日間でだ。病棟で一番元気な患者というよりは病棟で一番バカな患者だと名乗るのが妥当かもしれない。
さらに夕食後30分して5回目のウォーキング。最後は3㎞に設定をした。そして7時半から入浴。こっちの方が良かったかも知れない。明日もこの時間に入浴するかな■
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