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お遍路ウォーキング日記(201:六十六番雲辺寺へ ②)

【2024年7月24日(水曜日) Day 201】

 今日は次の札所札所六十六番雲辺寺へのルートについて書く。今現在六十五番三角寺をでたばかりの位置にいて、まず目指すのはどの位置からでもよいので国道192号線である。

 車、バイク等の人は三角寺から北に向けて山を下り川之江に出れば一番簡単に国道に入れる。あとは阿波池田方面に国道を進めば良い。

 歩きの人は効率よく移動をするのが重要なので三角寺からまず北に向かい、途中で東の方へ進むと最終的には国道192号線と合流できる。目印は別格札所十四番常福寺(椿堂)だ。そのあたりで国道に入る。

 そこから先は幾つかのルートが存在する。車、バイク等は徳島県との県境でもある境目トンネルを抜けたすぐ先の佐野という所で左に逸れて県道8号線に入る。このルートを曼陀まんだ越えといい、途中で曼陀トンネルというトンネルを抜け、その先すぐの所で右に入ると道は細くなり上り坂を上がり、今通過した曼陀トンネルの上を通って旧曼陀峠へ向かう。目印は曼陀トンネルを抜けた後、ロープウェイ乗り場ではない道を選ぶことだ。

 恐らくは歩き遍路もこの曼陀トンネルのルートを選ぶ人がいると思うが、このルートは文化庁歩き遍路マップには載っていない。

 歩き遍路マップでは境目トンネルの手前、七田しちた橋で国道から逸れて曼陀峠へ向かうルート。もう一つは七田のバス停横にある遍路石を目印に境目峠を越え、境目林道を通り曼陀峠に向かうルートがある。

 曼陀峠の先、旧曼陀峠のルートは車でも狭い道だが通れて雲辺寺のすぐ近くにまで出られる。しかし悪路のためバイク、自転車は避けるべきだ。それはダート等というレベルではなく舗装が剥がれて亀の甲羅状態になり、浮き砂利よりもたちの悪いコンディションだからだ。

 曼陀峠越えは雲辺寺への主要ルートだが、道も険しくて工事で全面通行止めになったこともあるので事前に情報は仕入れておいた方が良い。直接雲辺寺に問い合わせるか、三角寺の納経所でも教えてくれるはずだ。

 曼陀越えはバイクの人は別のルートを、自転車の人は押して進むことを勧める。バイクのルートについてはまた日を改めて書こうと思う。

 また雲辺寺ロープウェイを選ぶのも一つの手段で、こちらはロープウェイからの眺めがとにかく素晴らしい。駐車場も完備されていて食事もできる。またロープウェイの雲辺寺駅は期間限定だがカフェがあり、大きなブランコもある。

 雲辺寺駅からは五百羅漢のある道を下ると山門まで行くことができる。

 大まかなルートはこの通りだが、この先も歩数はなかなか稼げないので雲辺寺が打てるのは来月に入ってからだろうと思う■

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