お遍路ウォーキング日記（２１１：六十七番大興寺へ　②）

【２０２４年８月３日（土曜日）　Day 211】

　今日は家から一歩も外には出なかった。先日からずっと頭痛が続いて外に出る気にもならず。時折吐き気までするくらいでどうなっちゃったのか自分でもわからない。

　おまけに妻も今日は頭痛に苦しんでいて我が家は今日全く動いていない。そんなわけで今日は一歩も進んでいない。

　昨日の日記でも書いたが今日はこの先のルートについて書こうと思う。

　まずこのアプリ、お遍路ウォーキングでは県道２４８号線で麓の野呂内のろうちまで下りてから県道６号線に入り山一つ越えて香川県側の山本町（現在は三豊市）に向かうルートを選んでいるが、これは多分誰も使わないと思う。

　まず歩き遍路の人はもっと直線的に進めるお遍路道というのがあってそれは道路マップでは表示されていない。このルートは文化庁のお遍路マップに記されていて、確かに無駄のないルートだ。県道６号線経由はかなりの無駄がある。おそらく札所の納経所や四国なら書店でも売っている歩き遍路地図には詳しく記されているはずだ。

　次に車やバイクでは県道６号線のルートはきつい。バイクや自転車ならどうにか通れるが車は長い距離離合が出来ない区間が続く上にほんとうに狭い。県道６号よりは他のルートを選んだ方が良いと思う。

　車の場合は雲辺寺から下って県道２４８号線の終点まで行けば県道６号線の徳島方面にむかう道に出る。県道６号の香川県側方面の入口は２４８号線から細い道が左に枝分かれしている。こっちを選ぶと車の場合は地獄を見る。この分岐はスルーすればもう一つの県道６号線があるので徳島方面に向かう。

　暫く進むと国道３１９号線と立体ではあるが交差をするので交差手前の国道入り口の道に入り、国道を左折すれば猪ノ鼻いのはなトンネルに入りその先は財田町（今の三豊市）に入る。このルートが確実で安全である。バスもこのルートを選ぶ。

　余談だけどこの県道６号を国道３１９号線と交差した先には県道５号線とぶつかるが、そこを右折し高知方面に向かうとすぐに秘境駅でも有名な坪尻駅の近くを通る。ただし坪尻駅は秘境駅で車では行けない上に近くには車も停められない。仮に停められたとしても崖のような道なき道を下らないとたどり着けない。だいたいこの辺にあるんだ程度で認識しておけば良いと思う。

　これからしばらくの間歩くにしてはあまりにもジグザグとした道を進み次の札所を目指す■