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20世紀少年

【療養日記2024 6月27日(木)☁️】

 今日は曇りで気温も昨日ほどは上がらず。そのかわりムシムシとしてやはりウォーキングしていると大汗かいて暑く感じる。

 今日はそれ以外の外出はしておらず、午前中は横になって過ごす。

 午後は多少具合も良くなってきたのでアマプラで先日観た「20世紀少年」の続きを観た。原作は浦沢直樹、三部作構成の映画で今日は第二章と最終章を一気見した。

 面白いと言えば面白いが、イマイチ人間関係が追えなくて誰が誰のことなのかよく分からない、さらにそんな脆い人間関係の把握状況の上にさらに入れ替わりだの誤解だので人間関係や人物の立ち位置がコロコロ変わってゆくのは混乱しか招かない。

 ということで半分は惰性で観ていた。この映画ももう15年くらい前のことで、未来設定になっていた2015年だってもう9年前のこと、その2015年に出てくるオモチャだのなんだの、まだこの世の中には登場しない「未だに未来アイテム」が目につく。この映画を改めて観るのなら今かも知れない。

 この映画の最終章には主人公ケンジのかつてのバンド仲間が登場するが、それを高橋幸宏が演じている。無愛想な焼鳥屋のオヤジでバンドではベース担当、ライブでベースを弾くシーンまであってなかなかレアなものを観た。というよりは最終的には高橋幸宏と豊川悦司、そしてT-Rexのあの曲しか残らんだろうと言うのが率直な感想だ。

 三部作構成でしかも各章が2時間以上という長尺なので何度となくダレてしまうが、それでも最後まで見続けられた。次また見直すかと言えばすっかり話を忘れちゃったなと思ったときに見直すのかもしれないし、多分見直すことはない。

 時はもう21世紀なんだし、20世紀を懐古の目で見るのであれば丁寧に作られていると思う。お話はひと言「ありえん」だろうが、もともとが子供の空想なので逆にそれらしさはよく伝わると思う■

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