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相棒

【療養日記2023 4月4日(火)】

 いつもの朝のウォーキングの最中、愛用のノルディックポールのストラップがするりと外れてしまった。要は壊れてしまったのだがこれが壊れるとノルディックポールはただの棒になってしまう。

 抜鋼も終わり本来ならノルディックポールも必要としない状態に戻るのだろうが、今すぐポールを取り上げられても歩ける自信はあまりない。多少なら歩くことはできても日常生活には支障がまだある。

 入院中もポールなしで歩く練習はしていたが、あまりに歩けなくなるので退院後はポールなしで歩く練習はしていなかった。

 多少考えもしたが同じポールを早速注文した。ポールは早ければ明日、遅くとも明後日にはやってくるがそれまでは外出もできない。ポールなしの状態ではそんなレベルだ。

 それよりも最初の入院の時に理学療法士に勧められて買ったポール、それほど高いものでもなくそのうちに使わなくなるだろうと思って買ったが、まさかそれを二年半以上も使うとはその時には思ってもいなかった。最初はポールにも慣れなかったが二度目の入院の時にもちゃんと支えてくれたし、その後の一年半以上、そして先の三度目の入院の時にもしっかりと支えてくれた。こうなると値段の問題ではない、二年半の療養生活の中で確実に相棒として支えてくれた。

 今日はそんなわけでウォーキングから戻って来てからは外出もままならない。明日もコースを短縮させてウォーキングには行くつもりだが、無理はしたくない■

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