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法師蝉

【療養日記2023 8月16日(水)】

 昨日は関西から山陰にかけて台風が縦断して鳥取県を中心に災害のニュースが入ってきた。その台風7号は日本海に抜けて北上をしている。しかしこの台風が去っても大雨は続いていて今日も新幹線が運休になるなど全然台風一過なんて状態にはなってくれない。

 今日も異常なほどの多湿でせっかく曇りの天気でも暑くて暑くてたまらない。今日もウォーキングに出たが短縮コースでも息も絶え絶えといった感じである。

 日中はずっと家の中にいたが今日は妻もテレワーク日で家にいてビデオやYouTubeなどで人が見たくもない番組ばかり見ていて居間にもいられなかった。居間に居られないということはPCも使えないし、したい事もまるでできない。

 夕方になってかなり涼しくなったので久しぶりにわんこの散歩にも出かける。涼しくなってもジメジメしていることには変わらないが、たまにはわんこを散歩にも出したかった。近くのドンキまで行き焼鳥を食べて戻り際にスーパーに寄って買い物。今日はスーパーで買ってきたお惣菜で簡単に夕食を済ませる。

 ひと頃に比べると灼けるような日差しの日も減ってきたように感じる。そして今日は夕方散歩に出た時にツクツクホウシの鳴き声を初めて耳にした。地域によっても異なるものの法師蝉の声というと夏の終わりを感じるものだ。実際のところは結構長い間鳴いているものだが。昼間はまだニイニイゼミやアブラゼミの声も聞くし、夕方わずかな間だが蜩の声も聞こえてくる。そろそろニイニイゼミは終わり夜になると秋の虫の声がそこら中から聞こえてくる。そんな時期も間近だ。

 法師蝉の声にはいつしか夏の別れを感じるようになってきたが、もうそんな時期だなと思う反面法師蝉の声が耳に届かなくなっても暑さは続いているような気もする。今日はそんな法師蝉の声を今年初めて耳にした。いつまでも続きそうな夏ももう少し我慢すれば多少は過ごし易くなるのだろう。

 かつては8月いっぱいまであった夏休みは最近では8月下旬には終わってしまう(横浜ではだいたい20日過ぎくらいから新学期または夏休み明けだ)。夏休みも残りあと一週間から十日くらいといったところだろうか。今年の暑い夏、強い日差しを受けた鮮やかな日差しは他の年よりも思い出を鮮明に残してくれそうな気がする■

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