見出し画像

「HSPは起業に向いていない」は本当?

ネット上で、
「HSPは起業には向いていない」という発信を
時々、目にすることがあります。

一方で、
「HSPは一人で働くことに向いているから、
フリーランスとして起業したらいい」という発信もあります。


どちらが本当でしょうか?


私自身、HSP気質(HSS型HSP)であり、
起業して15年が経ちます。

また、今まで多くのHSP、HSS型HSPの方々の
働き方の相談に乗ったり、起業・副業の後押しをしてきました。

その経験からお伝えできることは、
「HSPは起業には向いていない」わけではありません。

HSP気質の人たちの中に、
起業する働き方が向いている人もいれば、
向いていない人もいるのです。


今までのクライアントさんたちの中に、
起業して長く続けている方、
大活躍してる方も何人もいらっしゃいます。

HSS型HSPを自認しているある友人は、
起業して会社が上場するまで大きくし、
また次の会社を起業して経営しています。


「HSP」という気質の面で共通点があっても、
「具体的に、どんな職業・働き方に向いているか」は、多様性があります。


とはいえ、

「HSPは起業に向いていない」という
発信をする人がいるのも、理解できます。

HSPさんたちは、
世の中の「起業家の中の多数派」の人たちが
伝えるメッセージに、違和感を覚えることが多いからです。

実際に、
非HSPのビジネスコンサルタントからの
アドバイスに苦しくなった方から、
相談を受けることもあります。

苦しくなるアドバイスの代表的なものは、 この2つです。

(1)「儲かることを商売にしよう」というアドバイス

(2)スピード重視で、「とにかく大量行動しろ」というアドバイス


HSPさんは、起業自体に向いていないのではなく、

多数派の起業家が伝える「やり方」に向いていないのです。

では、起業したいHSPさんたちは、
どうすればいいのか?

ポイントは2つあります。

(1) 儲かることを最優先にするのではなく、
心にフィットすることや、熱が巡ることを仕事にする。
その上で、どうすれば「儲かる」のか?を考える。

(2) スピード重視ではなく、最初はゆっくり進めて、
慣れてきたらペースを上げる。
無理のないペース配分で進める。

ペース配分については、
こちらにも書いていますので、ご覧くださいね。

起業は万人にフィットする働き方ではありませんが、
起業するからこそ生き生きと働ける人も、いるものです。

起業する方が生き生きと働けるタイプだな、と予感している人は、
まず副業からでも少しずつ、始めてみたらいいと思います。


こちらのメール講座「HSP起業の教科書」も参考にしてくださいね。


記事が気に入ったら、サポートお願いします!もっと良い記事を書く励みになります。