～心の音～

音が聴こえる
自分から
目の前にいる
大切な人から
心地良く
朗らかで
素敵な音

音は
いつしか
形を変えて
言葉となって
私へ届く

初めて外に出た音は

＂この形で良いのかな？＂
＂この音で良いのかな？＂
＂この音は この言葉？＂

とおっかなびっくり
自分を見回している

そんな音に
ニッコリと
微笑みかける

＂その音いいじゃん＂
＂最高だね＂

優しく
楽しく
自分の音を重ねる

目の前の音は
どこか
恥ずかしそうにしながら
でも
嬉しそうに

＂ありがとう＂

と微笑んでくれた

自分の
＂楽しい＂が
目の前の大切な人に
共鳴する

大きな音で
小さな音で
時に
弾むように
音を出す

最初は
そっと
出ていた音が
少しずつ
少しずつ
時には
ポンっと
自分らしく
輝き出す

その瞬間に出逢えることが
とても嬉しい

時に
強弱をつけて
一緒に
踊ってみる

そこには
どんな音が
あってもいい

色んな音があるから
楽しい世界が
広がっている

音を言葉に
言葉を音に
新たな仕掛けが
新たな出逢いを生む

心の音で
言の葉が揺れる

美しい時間

2023.11.17

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＊大切なあなたへ＊

1年後、自分だけのオリジナルの詩のアルバムが出来上がることを目標に
毎月1回お話を聴き、詩を書かせていただいている
「さいちゃん」こと「大門さい子」さん。

だいもんさいこ｜マイストーリーデザイナー｜note

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2023年8月から始め、今回は4回目。
12編の詩が、どんなさいちゃんを見せてくれるのか、
今回もとても楽しみな時間でした。

2023年10月の詩はコチラ☆

今回、さいちゃんとお話しする中で、
私の中に一番残ったのは
『音』
という言葉でした。

さいちゃんは、目の前の方の輝きを沢山浴びて、感じて、
そのエネルギーをまた目の前の方へと注いでいる。
自分から出た美しい輝きが、さいちゃんを通して
また自分へと還ってくる。
そうすることで自分の存在を認識できるのかもしれない、
と感じました。

輝きやエネルギーに加えて、
その方が持つ『音』、『言葉』をキャッチし、
共鳴し、認めることで『音』が広がり、
美しい音楽が奏でられるのではないかと感じました。

自分らしく生きることの大切さや美しさ。
自分を表現すること、
自分の「楽しい」や「好き」を軽やかに表現するさいちゃんだからこそ
色んなことに繋がっていくと感じました。

目の前の方の可能性、素晴らしさを信じ、大切にするさいちゃんは、
また、新たな音を響かせて前へと進んで行くことを感じます。

『音』は『言葉』。
かすかに揺れる音は、その方がぽつりとつぶやいた言葉かもしれない。
ひとひらの葉をこれからも輝かせ、風に乗せていく姿を見せてもらえたら
嬉しいです。

さいちゃん、いつもありがとうございます。