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こんなところにも お師匠様~自分を愛す~

自分に自信がもてなくて

自分が嫌いで。

だから、ちょっといいときや、褒められたときは、うちょうてんになる。

そして、また、自己嫌悪。

これを繰り返していたのが去年まで

本やネットでみかける

「自分を愛そう」

なんて、無理無理無理無理

そんなひとは、よほどの人。自分に無縁 と思ってた。

だけど、去年の今頃

職場にケーキが差し入れられた。

さて、一番先に手をのばして、「わたし、これ!!」と言ったのが

よく雑談をする職場の後輩。

思わず顔を二度見してしまった。

そしてケーキを食べながら、話をしていると

「私、自分好きよ。みんなそうじゃない、」

ドキ!! 自分には無縁の、しかも目指したい場所に彼女はいた。

確かにあなたさまは美人でスタイルもよろしいし、センスもあります。だから、あなたさまは、自分がお好きなのでしょう。と心の中で突っ込んだ。

後輩は続けて曰く。

「だって自分のこと嫌いだと 楽しくないじゃない。楽しいことしなかったらいやじゃない?
自分嫌って 過ごすのは、いや。 仕事に例えるなら、いやなことしても失敗するかもしれないでしょ?

必ず成功するんじゃないなら楽しくやるほうが、無理してやるよりよくない??」

「だけど、それって周りから批判されない?」

「誰に?」

「え?」

「自分がすべきことはしておけばいいのよ。それで批判されるなんておかしくない。
でもね、数回いじわるされたことがあっだけどね」

確かに彼女は、時間が来たら帰るし、

上司は、影でもっと頑張ってくれんかねえと漏らしてはいるけど、

どこ吹く風と、涼しい顔の彼女。

なるほど。自分が好きだと、周りも表立って文句も言わないし、彼女の周りには自然に人が集まるし、お金にも仕事にも、旦那にも恵まれている。

もしかして、自分を好きなことって幸せなことなんだ。

こんなに身近に 自分を好きといえる 人が いらしたのに

感動。感動。感動。

そして、彼女のマネをしてみようかと、密かに師匠 と呼ばせていただいた。

すると、不思議なもので、次々と

「自分を好きにならなくちゃ」と言ってこられる方々が 目の前に現れました。

おかげで、少し、自己肯定感が芽生えたこの頃です。

彼女は、今日も午後休とってお帰りです。

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