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体験から感じた感情でできている自分の世界


体験から感じる感情は、人によって違う。同じできごとを体験しても、反応が違うように。。。
起きたできごとからどんな感情を感じるのか?
たとえば。。。
人から漢字がまちがっているのを指摘されたということが起こったとして、
その時の感じ方の例
①自分が気づかなかったことを教えてもらえてよかったと感じる。
②「うるせーよ!ムカつく」と感じる。
同じできごとなのに正反対。。。
どう感じるかは、その人の思考、信念、価値観などによって違うということ。

この説は、心理学者アルバートエリス提唱の「ABC理論」という論理療法の考え方です。
Aが事象、Bが信念や価値観、Cが感情だとすると、Cの感情はAの起きたできごとではなく、Bの信念や価値観によって感じるものである。Bが変わればCが変わる。という理論。

ABC理論を知ったのは、かなり前に動けないほどのうつ状態を体験して、その後に心理学や精神医学を学びたくて行った心理学講座だった。
出会ったときは、
できごとに対する感じ方が変われば現実が変わるんじゃない!?
っていう衝撃と期待を感じていた。

思考パターンや信念、価値観は、環境、文化、社会、教育や体験から得た教訓などから採用して自分で設定していることで、生きていくためとか自分を守るために必要だったりしている。
時は経ち、もう必要なくなっていたとしても気づかなければ設定された状態のままで、今の自分に影響しつけているもの。

ABC理論を知ったあと、Bの信念、価値観を変える方法があったらいいな~と探していて出会ったのが、「手放す」という方法。
もう不要になった思考パターンや信念、価値観は気づいたときに手放していくと、Cの感情が変わるので現実も変わる。

自分が見ている世界は起きたできごとではなく、その体験から感じた感情でできている。
だから、自分の内面(頭の中)をあらわしているし。。。
現実世界は自分で創っているってこういうことなんだと思う。

不要になった思考パターンや信念、価値観を手放していくと、Cの感情が変わるだけでなく、Aの事象も変化していくという不思議な体験もした。

起きたできごとはただ起きているだけで、その事象からどんなことを感じたのかが重要。なぜなら、その感情がいま自分が見ている世界を創っているから。。。

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