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音楽:ディシプリン

イギリスのバンド、キング・クリムゾンのドラマーだったビル・リーフリンが逝去されたと知りました。彼が関わったキング・クリムゾンの作品を聴きなおしています。
キング・クリムゾンというバンドは、リーダーであるロバート・フリップによる音楽プロジェクトのようなもので、その都度ミュージシャンが動員されます。ビル・リーフリンもそのひとりでした。
リーダーのロバート・フリップにとってギターを弾くこと、ひいては音楽活動そのものを「ディシプリン(訓練、規律)」としてとらえているようです。
キング・クリムゾンのアルバム「ディシプリン」聴きながら、フリップの云う「ディシプリン」を想うと、そこに一種の倒錯的なユーモアがあることがわかります。
キング・クリムゾンを掘り下げる→ロバート・フリップのマインドパレスを彷徨う
このプロセスを何度繰り返したでしょうか。音楽を聴くという行為は、決して受け身の行為ではなく、あちらからの能動的な働きかけ(ワーク)があるように思います。


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