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深読み:1995年

1995年初めの4ヶ月は、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件と、かなりショッキングな出来事が立て続けに起こった年でした。
それに対する反動か、1994年の暗黒を払拭するかのように、音楽界は新しいムードに包まれていたように思います。黒夢の「feminism」、B'zの「LOOSE」といった大物アーティストが、ポップ路線へと舵取りをしました。まるで落ち葉の下で、雪の下で、新芽をたくさん秘めていたかのようでした。
メロデス界も、アット・ザ・ゲイツの「スローター・オブ・ザ・ソウル」、ダーク・トランキュリティの「ザ・ギャラリー」、ディセクションの「ストーム・オブ・ザ・ライツ・ベイン」、パラダイス・ロストの「ドラコニアン・タイムズ」と後々のメタル界に多大な影響を与える作品が目白押しでした。

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