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深読み:テレビ

大学生の頃、テレビは見ない派でした。今は好きな番組を録画して時間があれば見る派になりました。
ところが、テレビをずっと付けている人がいます。寝室にも一台、リビングには大きなスクリーンのものが一台、クルマにも一台、いつでもどこでも付けている人がいます。仕事中以外はですが。
テレビをずっとつけていると目障りにならないのかなと思いますが、テレビに慣れているんだと思います。
目的ありきでテレビを見るような僕にとっては、一定の時間で必要な情報を最大限抜き取ろうと、少し気合を入れて見ます。なので見ることにエネルギーを使い、見終わったら疲れてしまいます。
一方で、テレビと一緒に生活しているような人は、情報の取捨選択がほとんど無意識でできているようなんです。気になるニュースやシーンになると、スイッチが入り、情報を取得し、それ以外の時はほぼBGM代わりで、情報はスルーしています。なので疲れません。疲れそうな番組、ある意味ノイジーな時はチャンネルを変えます。
情報量の多い現代を生きるのには、情報を取捨選択するというより、スルーしつつも、特定のワードでスイッチが入る誘導型のテレビの見方ができる能力も必要ではないでしょうか。
僕は音楽についてはそんな感じです。基本BGMですが、好きなメロディとかになると、スイッチが入ります。寝る前もずっと音楽流しています。ヘヴィメタルを流さないと寝られません。

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