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インド占星術:アシュレーシャーは蛇

ナクシャトラ:アシュレーシャ


インド占星術によると、私のナクシャトラは、アシュレーシャ(Ashlesha)です。月が蟹座の特定の角度にあります。

守護神が、ナーガ(Naga)であり、「とぐろを巻いた蛇」です。蛇は人間が足を踏み入れることが許されない「死後の世界」も、自由に行き来できる動物といわれているそうです。

ナーガは、インドでは元来コブラを神格化してものですが、コブラのいなかった中国では龍と翻訳されたため、土着の龍神信仰と習合し、日本にも龍神信仰として伝わったと言われます。日本では、神道では水を司る水神として日本各地で祀ら、仏教でもナーガ(コブラ)が、釈迦が悟りを開く時に守護したため、仏法の守護神として崇められています。

このナーガを守護神とするアシュレーシャの人物は、いくつかのサイトを見ると、善悪の両極端が混ざり合った複雑なパーソナリティの持ち主であることがわかります。

「興味の対象を専門家させ、マニアックに突き進む」「非常によいセックス・ライフ、力強いカリスマ性、そして魔法、魅力、ミステリーという領域で存在する能力を表す」「生死の神秘を探求することに引きつけら、オカルトや超自然に興味を持つ」、「自分自身の利益のために他人を欺くまたは操作する」といった解説が目に止まりました。

しかし、なぜか、自分が思う自分のパーソナリティと、このアシュレーシャのパーソナリティは、一致するところがほとんどないのです。そんなに狡猾で妖艶なキャラなのかぁ?といった感じです。

いや、でも、中学生の頃の一時期には、こういったイメージに近いキャラだったのかもしれません。いわゆる厨二病と呼ばれる時期でした。それが人よりも強かった気がします。その痕跡が、好きな音楽として、今でも残っているようにも思えます。

ナーガのあちらとこちらを行き来できるのは、村上春樹の小説でもよく描かれます。ミステリーやオカルトを好む点は、シャーロック・ホームズなど、ミステリー小説を思い出させます。

ちなみに、アシュレーシャの有名人としては、ガンジー、ポール・マッカートニー、モハメド・アリがいます。

ガンジーは、もちろん偉人ではありますが、自伝では若い頃は性欲の強さに苦しんだと書いていたと思います。浮き沈みの激しい人生であったことは間違いありません。

ポール・マッカートニーとアシュレーシャはどうしてもイメージが一致しませんが、若い頃のインタビューなんかでは、シニカルでブラックユーモア(サーカズム)を含んだどこか棘のある言説が多かったように思います。

モハメド・アリが、対戦相手をディスることは当時有名な話であり、相手を貶めながらも自分を奮起させ、一種のメンタルトレーニングのようにしていたようです。




参考

Timeless Edition
魂を進化させるインド占星術
『Nakshatra - The Authentic Heart of Vedic Astrology (English Edition)』
Mikes Sleeping Dog


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