見出し画像

コーヒー豆:インドネシア バリ アラビカ G-1


購入した豆

銘柄:インドネシア バリ アラビカ G-1(生豆)
精製方法:ウォッシュト(水洗式)
原産国:インドネシア
購入元:大山珈琲

この豆についての知識

バリ島におけるコーヒー生産の80%はロブスタ種です。こちらの生豆の名称は「アラビカ」となっているので、アラビカ種と思われます。
インドネシアでのコーヒー生産の特徴に、「ギリン・バサー」と呼ばれるスマトラの伝統的な精製法があります。これはウォッシュトとナチュラルの要素を組み合わせたものです。
一般的にスマトラ式で精製されたコーヒーは、非常に濃厚なコクがあり、ほんのりと酸味があり、土臭さとスパイシーさがあると言われます。

自宅焙煎・抽出の方法

焙煎の方法:銀杏煎でガスコンロで直火焙煎。
焙煎具合:中煎り
挽き方:中程度(プロペラ式電動ミル)
抽出方法:ドリップ式コーヒーメーカー(ペーパーフィルター)
水の質:還元水(レベル3)

テイスティング(自己流)

アロマ:★★★★☆
甘味:★★★★☆
酸味:★★★☆☆
口当たり:★★★☆☆
フレーバー:★★★★☆
後味:★★★★☆
バランス:★★★☆☆

所感:東南アジア系特有のボディの深みと弱い酸味が特徴的でした。深煎りすればミルクとの相性がいいのは間違いないですが、今回は浅煎りでストレートで嗜みました。浅煎りの方が、その豆特有のフレーバーが楽しめるという科学的なデータがあったからです。紅茶のようなフローラルな香りと一方で土臭さもあり、酸味は弱いが、後味がやや複雑に感じられました。

2023/12/23撮影


参考文献

ジェームズ・ホフマン(2024)ビジュアル スペシャルティ コーヒー大事典 2nd Edition. 日経ナショナル・ジオグラフィック
Jose. 川島良彰(2023)世界を旅するコーヒー事典. マイナビ出版.
旦部幸博(2016)コーヒーの科学. ブルーバックス. B-1956. 講談社.
臼井隆一郎(1992)コーヒーが廻り 世界史が廻る. 中央公論社.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?