発表会前日
明日8月11日が教室の発表会。
直前で何かと忙しくSNSも放置状態でした。
台風がギリギリでセーフ。
一日ずれたらヤキモキしたかな。
たくさんの参加者。
みんな、楽しく輝いて欲しいです。
昨日は、台風のためスタジオレッスンが延期になり、
ポカンと出来た時間。慌てて歯医者の予約を入れたり、
発表会に「間に合わない」生徒さんを何人か急遽入れたり。
それでも少し時間があったので、
こんな時こそ
映画だ!(笑)
発表会のことを考えるとキリがない。
こういう時こそ、ぼ~~~っと映画を見るのだと決めた。
BSで録画していた「エビータ」
何年か前までアルゼンチンに父上の赴任のために行ってたという女の子がレッスンに来てる。
アルゼンチンのことって知ってるようで知らないものです。
私は、ミュージカルが嫌い。
タモリさんと同じ。
歌は歌で頼みます。セリフはセリフにして♬
でも!
アンドリューロイドウェバーのミュージカルだけは絶大なファンなのであります。
中学生の頃、封切された「ジーザスクライストスーパースター」を見て、
おそらく私の人生の中で「最も音楽的に興奮」
映画は何度も見に行って、
当時LPレコード2枚組。聞きすぎて擦切ってしまって、買い替え。
歌の歌詞は今でも全部「ちゅうで」歌える。
歌だけじゃない。
その「音」
私の「音」のルーツだろうな。
その後、ジーザスクライストスーパースターは、
劇団四季さんのステージも、見に行った。
中学生だった私は、劇団四季さんの舞台を見て「泣いた」
「いやだ!!これ」
嫌すぎて泣いた。大切なものが壊されたような感覚。
劇団四季さんには本当に申し訳ないけど、子供だったのでお許しください(笑)
何がそんなに嫌だったのか?
ロイドウェバーの「音」は、
原語じゃなくちゃ再現できない・・・・と、幼い私は思ったんだと思う。
その後も四季さんアレルギーはずっと続いているんだけど。
ロイドウェバーの音楽が好き。
キャッツもオペラ座も、もちろん良かったけど、
昨日エビータを見て、
エビータはスーパースターと「同じ匂いがする」と感じた。
ストーリー自体は、どうでもよくて(笑)
エビータがマドンナなんて・・という批判があったらしいけど、
私にはマドンナもどうでもよくて。
ロイドウェバーの「音」だ!
音の跳躍のしかた。
変拍子。
7拍+8拍とかね。
セリフのない世界で、
言わなくてならない「言葉」を、あれだけ「音」に乗せられるって
天才だと思うのです。
これこそ
ロックだ!って
しびれちゃう。
スーパースターでは、全編通して
キリストに対して、ユダが
「愛してる」
しかし
「批判的である」という2面でキリストに向かって心をぶつけ続けるんだけど、
それが、エビータでも同じ手法で、
最初から最後まで「近くにいる男性」の心の叫びが続く。
このやり方が、
とてもスーパースターと同じ匂いが。
エビータで最も知られている
Don't Cry for Me Argentinaは
スーパースターの中のマグダラのマリアのアリアと共通点があって、
聖女なのか?悪女なのか?
結局最後までわからないけど、
そんなことはどーでもいいのでありました。
アンドロイドウェバーの「音」に囲まれ、
メチャエネルギーが満タンになりましたので、
明日の発表会、
長時間だけど、張り切って、楽しく、過ごします。
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