YUZU

言葉があらゆる時代や人にわたしたちを遣わせ、交わらせる。 今日も言葉と生きる。

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最近の記事

なぜ嫉妬してしまうの?

嫉妬深い人間は、自ら真実の徳をめざして努力するよりも、人を中傷するのが、相手を凌駕する道だと考える。 - プラトン 金曜の朝の出勤前、 大尊敬するプラトンの、独特な深い観察力から来る「嫉妬」についての名言に感動したので、この言葉を共有します。 嫉妬する時は、本当の自分を知り、素直になれる貴重なチャンス。 精神の力でそれを徳に変えちゃいましょう。

    • 【詩】夏の青い夕暮れ:「感覚」

      夏の青い夕暮れには、野道を行こう、 麦の穂に刺されながら、小さな草を踏みしめに。 夢心地で、足元に草の冷たさを感じよう。 帽子をかぶらぬ頭で、風が浸すに任せよう。 ものを言うまい、何も考えるまい。 それでも無限の愛が魂に湧いてくるだろう。 そうしてジプシーみたいに遠くに、 うんと遠くに行こう、 自然のただ中を-女と行くようにしあわせな気分で。 (ランボー16歳時の詩、「感覚」) 昨日、淡くやわらかい水色とオレンジと一緒に 気持ちよく眠っている空の下、 海辺を歩いていた時、

      • スリラーのトラウマ

        5、6歳の頃の話。 父にマイケルジャクソンのMVをYouTubeで見せられたことがあった。 いきなり大事な用事を思い出したかのように、いや、ひっそりとした計画性があった、 彼なりの隠遁趣味ともいうべきものである。 ゾンビの世界、堕落の世界に 放り込まれた私は、無抵抗の状態にあった。 一人で向き合わなければならなかった。 でも子供の私にはそれが何か、すぐには理解できない。 父はスリラーを見せ続ける。 我が子という概念すらない怪物が せっせと子を悪の実験場にする。 今

        • 内的会話を大切にしていますか?パスカルのパンセから

          人間は、人からお前は愚かだと言われ続けると、自分でもそう思うように’’造られている’’。 自分で自分にそう言い続けても、’’自ら’’そう信じ込む。 実際に人間は、独りで内的な対話を交わしている。それをきちんと整えることが大切だ。 「悪しき交際は風儀を害う」 沈黙にとどまり、対話をするなら、神のみを題材にするべきだ。神は真理であることが分かっているのだから。そして神が心に刻まれることになる。 内なる対話 ーつまり自分の問いかけに自分が答えることの繰り返しーは、哲学の最も基

        なぜ嫉妬してしまうの?

          おばちゃんの声

          おばちゃんの声を聴くのも 数世紀前の古典を読むのも 私にとっては同じ部類の安らぎなのだ。 深淵さと落ち着きから得る心の栄養素。

          おばちゃんの声

          今日の言葉 箴言から

          聖書 箴言 8 知恵の勧め 8:5 浅はかな者は熟慮することを覚え   愚か者は反省することを覚えよ

          今日の言葉 箴言から

          今日の言葉 ソクラテス

          善とはただ一つしかない。それは知識である。悪とはただ一つしかない。それは無知である。 完全さを求めたり 真理を突き止めることは、 人間ひとりにとって大変で難しいと思う。 (ほぼ不可能) だが、少なくともバランスの取れた正当性を追求することはできる。 それには、知識が必要だ。共通の知識を前提とした健全な議論が不可欠である。 それを拒み、否定し、時には嫌悪するもの。 それが無知である。 無知は愚鈍さを暴露する。

          今日の言葉 ソクラテス

          神について

          神なぞいない 迷信である 全てが空虚だ こんな言葉に騙されて自分の自由を譲り渡してはいけない。自分の運命を気まぐれと懐疑に明け渡してはいけない。 だって、神はいるから。 貴方の中に。 認めたくないだけで、心は半分麻痺する。 魂は無気力で冷笑的になる。 貴方自身の神の為に生きなければならない。

          神について

          オリジナリティ

          それは私が生きてきた中で作り上げた独自の偏見。それを社会貢献の形に適応できると素晴らしいオリジナリティになる。 ってことかな。

          オリジナリティ

          喜びの生、悲しみの死

          今ふと思ったけど、 人は何故赤ちゃんの誕生は盛大に喜び、 その子が死ぬ時は盛大に泣くのか。 死ぬ人は、天国行こうとしてる時に泣かれたら 困るんじゃないかな。 私なら泣かれたくないし、大好きな音楽流しながら地球にサヨナラしたい。 m

          喜びの生、悲しみの死

          今日まで続く喜びと葛藤

          今日は成人式の日 でも泣いてる 行けない 複雑な家庭環境が悪の根源とは言えないけど、 間違いなく今の自分の土台 小学生時代は陽気だった自分を 親の別居、離婚、そして突然の渡米が変えた 中学生時代は人生の岐路を味わう 突然の帰国 友達作りでの葛藤、 ぼっち、仲間外れに直面した 高校生時代 安定を切望する性格が身に染み付く 冒険嫌いの自分に葛藤する。 大学生時代 友達作りも充実した生活も出来ず、 アルバイト漬け。 振り返ったらこんな感じかなあ。 とにかく10代は辛かっ

          今日まで続く喜びと葛藤

          2022年

          なにかと自己肯定感やら自分軸やら自信のない人を勇気付ける風潮が出てきた。