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装備をととのえ冒険に出る

ゲーマーだった私は、ドラゴンクエストもファイナルファンタジーも 1からリアルタイムプレイヤ―でした。

"dfkだおkjふぉあjふぃおdんkfdsいd"というような、経験値の高さと比例して長くなる呪文をノートに書き写すのに、泣かされた人間の1人です。

友達と待ち合わせのカフェに入るなり

「ミンクのコートを手に入れたよ!」

「はがねの剣はもう売った」

などと嬉しそうに話すので、ハタから見るとかなり異様な女の子だったでしょう。※30年位前の話になります。

月日は流れ、息子も同じようにゲーマーの道を辿りました。先日、私が「おばあちゃんになって暇すぎたら、FFオンラインにやろうかな…でも一緒に遊んでくれる友達いないかもな」

と言ったら、息子が 「そしたらオレと一緒に冒険に出よう!」

と言いました。
「オレと一緒に冒険」
「オレと一緒に」
「冒険」

… かなりの胸キュンものです。

実際のところは、私がおばあちゃんになった頃、息子にはたぶん家庭があり、嫁の機嫌をとったり子供と遊んだり、私とゲームどころじゃないでしょう。

けど、うれしい一言でした。前々から感じているのだけど、
息子はたらしになる気がするな。女子のハートを射抜くようなセリフを無意識に吐くから。

pay forwardで行動していきます、ありがとうございます☆