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短編小説とか妄想小説

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突然浮かぶ妄想の世界をとらえて文字にしています。
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追いかけたい派

料理男子(外国人) SNSでコメントし合うようになって、5年くらいになる男友達がいる。 海外の方で、料理が得意で、日本語も流暢。私は彼の(仮にTさんとしよう)手料理の記事を見るのがいつも楽しみだった。 「いつかお料理のオフ会しましょうね」とか「そのうちお茶でも」などとコメントしあっていたけど、タイミングが悪くてなかなか会うには至らず、時は過ぎていった。 なんとなく。 私が盛れた自撮り画像をUPする度に「いいね」をつけてくれていたから、気に入られてるぽいなとは、うっすら感じて