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管理人さんゴメンナサイ       ~コワーキングスペースでの出来事~

初めて訪れるコワーキングオフィスはアプリ完結型で完全非接触

デジタルの本流から2歩も3歩も遅れをとっている私は
少々緊張もしたが 前日にアプリダウンロードを完了し
諸々の下調べも済ませ意気揚々とオシャレなオフィスに馳せ参じた

入口がわからなくて多少ウロウロ怪しい動きをしてしまったが
なんとかチェックインに成功

小一時間ほど 快適な環境でサクサク仕事をこなし
「たまにはこんなオシャレスペースもいいもんだな、今度から時々利用させてもらおうか。。。」
なんて思いながら さてチェックアウト

出口は見つけたものの チェックアウトのためのカウンターが
見つからない
どうしたものかと右往左往していたら 中折れ帽を被ったオシャレな男性の管理人さんが現れた

完全非接触とはいえ ちゃんとカメラで管理されていたのね、ありがたい。

チェックアウトの仕方がわからない旨を伝えると
「わかりずらくてすみません。玄関を出たところに機械が置いてありますから そこでQRコード読み込んでくださいね
一緒にいきますから やってみましょう」
と、親切にもついてきて下さった
多分、私の全身から デジタル音痴感がダダ漏れていたんだと思う

そうして玄関を出たら、、、
「カチャリ」と静かなロック音。
そして管理人さんが一言「あっ」
そう、オートロックがかかってしまったのだ
管理人さん慌てて体じゅうのポケットをぱたぱたはたいてスマホを探したけど 中に置いて出てきちゃったらしく完全に丸腰
それでも チェックアウトや領収書の発行方法などを丁寧に教えてくれ
「ご利用ありがとうございました」
と、おっしゃるので ちょっと心配になり
オートロックを解除して中に帰る事ができるのか?もしダメなら
私がもう一回チェックインしましょうか?
と尋ねたところ
「大丈夫です。次のお客さんが来たら一緒に入りますので
 それまで待ちます」
とにこやかに言うが本当に大丈夫?

申し訳ない気持ちで帰ってきたけど あの後すぐお客さん来てたらいいな

今の時代、スマートフォンを常に身につけていないと不測の事態に対応できないんだなとつくづく感じた日。

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