いじめの認識

いや〜

久しぶりにヒートアップしてしまいました。

実は少し前に、担任の先生と保護者との二者面談がありまして、

息子がいじめられていると感じている出来事についてもお話してきました。


その中の一件は先生も介入されていて、
「子ども同士のトラブル」という説明でした。

そして、その一件しか知らないと。

しかも、「息子さんは、最近特に、お友達とのトラブルが増えてきました。」という説明をされ、

いやいや、だから、こうこうこうで、それが彼の特性、つまり、彼にとっては理解できないことだから、子どもたちを放置していてはトラブルになってしまうから、だから配慮が必要なんですよ。

という説明をするのに精一杯で、それ以上は話せなかった。


ここで言う配慮とは、私は、適切な大人の介入かなと思う。いわば通訳のような。

例えば、全く文化の違う人が転校して来て、その人にとっては当たり前のように、トイレのドアを開けたまま、便器に逆向きに座ってウンチをしていたとする。例えばね。

これ、そのまま放置していたら、いじめのターゲットになると思うのです。

だけどそこで、先生が、これこれこういう事情で、その子の国では当たり前の光景なんだ、と言うことを説明をして、お互いの誤解を解くことができれば、それを認めてくれる子が少なくとも出てくると思うのです。

もちろん、学校でお尻丸出しでウンチをしたからいじめて良いなんてことは絶対に無いし、

誤解が解けたって、いじめる子はいじめるでしょうけどね。原因そこじゃないので。


だけど、それでもやっぱり、近くにいる大人の対応ってめちゃくちゃ大切だなーと思うのです。

それをキッカケに、その近くにいる大人が、そんなに違うんだー!面白いね!他にどんな違いがあるの?とかって、目をキラキラ輝かせて、その子自身やその子の国の魅力を引き出したりとかしたら、その後の子どもたちの関わり方って、かなり違ってくるような気がするのです。


話が脱線しましたが…


いじめではなく、子ども同士のトラブルだと説明を受け、
しかもどうやら息子さんが先にやってしまったようですよ、と。

息子の認識だと、一回だけではなく、以前から何度もされているとの事です、と伝え、

仕方がないので一度持ち帰り、息子に改めて聞いてみました。


すると、なななんと!

他にもいじめられていると感じる出来事が複数あって、しかもそのうちの一件は、「それはイジメにつながる!」と先生が怒っていたと。

…!!!????

初めて聞きましたけど…?

え、先生、なんとなくそういう事が起こっているのを知っていた…!?

え、え、え、ちょっと待って。

カクシタ…?

もうそこでヒートアップしまって。

ちょと反省。


やっぱり、いじめがあるって認めたくないんだろうなー。
一生懸命に頑張っている先生だからなおさら。

あ、でも、もしかしたら、

こちらにも問題があるから、加害者側の気持ちもわかるってことなのかも。
やってしまうのも、仕方ないよね。
やられてしまうのも、仕方ないよね。と。

共感力が高い先生だからこそ、その力を使いすぎているのかしら。


いずれにせよ、いじめに対する認識が甘いなあ。とガッカリ😮‍💨


自分たちの時もその程度の事はたくさん経験したから〜^^ってことなのかな。

今は昭和でも平成でもなく、令和。

女の子がどんなに露出して男の子の部屋に上がったとしても、同意のない行為は性暴力になる、という時代。

大人の私たちも、どんどんアップデートしていかないと、子どもたちを守れないし、子どもたち自身も自分を守る術を学べない。

「いじめ」とは、「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍してい る等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な 影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該 行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの。」とする。なお、起こ った場所は学校の内外を問わない。
文部科学省「いじめの問題に対する施策」より一部抜粋

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