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ララランド

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今日は、かなり前の映画だけど、ララランドについて書いてみたいと思う。ララランドは、それまでHAPPY ENDが大好きだった私の世界観を一掃した映画。

同僚がいいと言っていて、上映が始まってからだいぶ経った時点で行ったのだけど、観に行ったその日の、なんとも言えない感情と号泣。その時点で「わからない」というのが抑えきれず、翌々日にその同僚と観にいき、まだわからないってことで、その翌週に、またその同僚と観にいった。彼女とは2回だけど、自分だけでもその後も通った。TOTAL、何回劇場に足を運んだろう?映画の後、感想を語り合う女性組み、若い男子組みなんかの声も聴きながら、私もシェア会混ぜてと声をかけたかったくらい。。(笑)

もちろん、その後DVDも購入し(スペシャルエディション付きで購入)、友人にもハマっていただき、BIG ECHOで観賞会をして、、それだけ観てやっと落とし込めたことがあった。

「人生はハッピーエンドだけではない」、という感覚。夢見る夢子の私には、結構衝撃的だったのである。そしてそれを理解するために、何回も観ることが必要だった。二人がすれ違っていくシーンとか最後のシーンとかの切なさが半端なくて、どうしてすれ違ってしまったんだろう?どうして途中でもっと話し合えなかったんだろう、とか。夢は誰の夢?とか。-HERES TO THE FOOLS WHO DREAM-というサブタイトルだったと思うんだけど、そこを知りたいというのも働き、かなりの情熱をかけて観ていたように思う。

映画を観た後、結構考察をググってみるのが私の趣味なのだけど、この映画はそういった意味でみんなの考察が色々で面白かった。賛否両論が(特にミアの設定について)あったりして、それだけハッピーエンドを人は欲しているのだと思った。

スペシャルエディションでは、製作や監督の話しを聞いて「人生はハッピーエンドだけではない」というところを描きたかったニュアンスに納得、そこに行き着くまでは毎回号泣、、かなり同じポイントで泣いていた。

私はこの映画から、「どうにもならない時もある」というのを学んだのだと思う。人生には意図しないことも起こり得るのだ、と。その時に、そこでどのように生きていくかの意志で生きていくんだな、って。ハッピーエンドの世界のみしかないと思ったら、そこにはイリュージョンの世界だけなのだ。そして、「どうにもならない時」を受け入れられない限り、次には進めないのかもしれないな、と。。この葛藤は今も在り続けるんだけどね。。。

そう思うと、この映画を観ていた頃が、占星術的にいくと人生において結構なTスクエアトランジットでキツくなる序章だったというタイミングがすごいなと思う。(最近これは知ったのだけど。)

ただ、やはり人。今よりも明日は幸せに生きたい、みんな幸せになってほしい、って思うんだよなー、と。あれからしばらく経っているので、また違う視点で観れるか、観てみようかなぁ。

このタイトルのララは、この現実世界ではない、少し夢の世界のことだと確かスペシャルエディションで語られていたと思うんだけど。「ラ」は、ロイヤルブルーだなぁ、と思ったらすごくマッチしているなぁ、なんて観ていたりする。実は、ララエンジェルアートのララは、このララランドからインスパイアされて、屋号として名付けたのでした。(本当はラララアートとかにしたかったんだけど、それはドメインがなくて断念したのでした。)

この映画には、人生の中での色々な出来事との絡みが個人的にありすぎて、レビューだか、なんだかわからなくなってしまいました。(笑)           私の人生観を変えてくれた大切な映画にTHANK YOU.


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