【ファンタジー小説】サンダーコレクター17
「てゃんるなー!吉川晃司まじ良かったー!」
ライブから帰ってきたニャックは小躍りをしている。
「でもさ、聞いてよ。ほかのアーティストも一緒の出演してたけど、すごいでしゃばっててさ。なんかねー違うのよね。分かる?あの女なんだったんだろうー。いや、そりゃさ、あの女も有名なひとで俺も好きだけど、やっぱり兄貴単独が良かったなー。あ、兄貴って吉川晃司のことね。一緒は良くないよねー。だって俺、兄貴観に行ったんだし。」
こないだ、バルたんとのハンティングに同行した私にはグサグサくるお