ファンタジー小説/サンダーコレクター9
コレクターさんたちは内部でキラーコメントを両手で押さえつけて、猫耳の部分を相変わらずくっつけている。
今回は前回よりも広いからすごく振動などに耐えきれず、キラーコメントが波を打つ。ゆらめいている。
それも楽しんでいるように感じる。
形を変えるコンサートホールの中にいる人たちのようだ。
振動も激しいから、足元の水溜まりも揺れている。
足下も悪いようで、よろけているため余計にキラーコメントの発生を増やしている。
足元でキラーコメントを発生させるからだ。
「ちょっと計測行ってくる