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【動く漫画】シナリオが書けぬ者の末路とは【手描き線画アニメ】

#創作大賞2024 #オールカテゴリ部門

手描きの線画アニメーションにBGMとゆっくりボイスと効果音をつけ、漫画みたいにフキダシが出る感じで見れる、ハイコンセプト映像作品になります。

(あらすじ)助手くんはお話作りが苦手だったがついにシナリオを完成させた。相棒のしろに見せにいくが…?しろは助手くんにシナリオをあらすじの違いについて説明し、最終話では助手くんの書いたシナリオが映像化! 果たして上手くいくのだろうか?

手描きアニメの動きもありつつ、漫画的表現をふんだんに使用して娯楽作品に仕上げるという、新しい表現スタイルを目指した【動く漫画】です!!  4コマ漫画を読むくらいのシンプルな感覚でどうぞ。全五話。

各話解説

第一話「シナリオを書きし者」

しろと助手くんはこじんまりした元喫茶店の2階に間借りして住んでいます。

助手くんは短いお話すら書けたことが無い初心者。しかしついにシナリオを書きあげることができた…!

助手くんの私室。その服、何着持ってるの…?

相棒のしろの元へ行き、シナリオを読んでもらう。しかし…、しろの反応は予想外のものだった。「これ…シナリオじゃない…!!」

え―――!?

第二話「シナリオとあらすじがわからぬ者」

助手くんは自信満々の顔

――ある大学生の男女数名が、夏休みを利用して古い建物の調査に向かいました…。その建物は地元でも有名な心霊スポットになっていて、建物に入ると様々な怪奇現象が起こります。果たして大学生たちは生きて帰ることが…出来るのだろうか――
助手くんのシナリオはこんな感じだった。

そんな助手くんに対して…
しろの指摘が入ります。

第三話「脚本もわからぬ者」

おおよそ何にもわからぬ者だったっぽい。それが助手くん。

しろは助手くんに説明します。「アニメシナリオというのは…」最初は「フムフム」とちゃんと付いていきます。

しろは各話ごとに帽子を変えちゃうおしゃれさん。

ところが、「脚本に必須なのは柱・ト書き・台詞の三つの要素のこで…」と解説が進むと…

難しい用語がわからぬ者、助手くん!

そんな助手くんのため、専門用語を使わずに解説してみる事にするしろ。「うーんじゃあすっごく簡単に言うけど…」

解説がんばり過ぎてオチが無かった…。

第四話「説明を面倒くさがる者」

ジャージ姿。
説明すると見せかけて

さて、前話に引き続きしろは脚本の解説をすると思いきや、突然立ち上がって…?(この、立ち上がって向きを変えて歩いて座って寝転がる、という何気なく見せているアニメーションですが、めちゃくちゃ枚数を描いてまして、動きの詰めや髪の動きの遅れなど、生きた動きになるこだわりをふんだんに入れ込みました。大してストーリーに関係ないのに!大体の人にスルーされちゃうかもなのに…!!)

何その面倒くさがり方!!

第五話「GHOST(・∀・)HOUSE」

これまでと違う始まり方をする第五話目。

シナリオが書けぬ者の末路とは…。助手くんのシナリオ(?)がついに映像化される。

大学生の男女数名がやってきたのは、地元でも有名な心霊スポット

夏休みを利用して、心霊スポットとして名高い古い建物の調査にやってきた、大学生の男女数名。という形で始まるホラー映画タッチの映像だが…って、え?その中に助手くんが紛れてる!?

大学生役の助手くん。

と、心霊スポットの屋敷にメインキャストが入ったところでオープニングが終わり、しろ監督が助手くんに指示をする。「はい、助手くん、そこで何かいい感じのセリフ言って!!」

しろ監督から指示が飛ぶ。
戸惑う助手くん。

脚本がわからぬ者、助手くんはしろ監督の無茶振りにこう答えるのであった…。

台詞決まってないで撮影は無理だって!!

おしまい。

最後に

最後までお付き合いいただきありがとうございます!如何でしたでしょうか?漫画でも無く、通常のアニメーションでもなく、ジャンルとして何と言って良いかわからず、これまでコンテストに応募したこともありませんでした。
もし見ていただいた方がちゃんと楽しめたということでしたら、こういう変わった表現の作品にも可能性を見ていただける事もあるのかなぁとちょっと期待しております。よろしくお願いいたします。

作品制作はしろと助手くんの二人ということですが、脚本・アニメーション部分のメイン制作者は家猫しろ、最終的な動画としての編集やタイトル画像のカラー仕上げなどは助手くんが主に手掛けております。
BGMや音声に関しては、二人とも専門知識があるわけでは無いため最低限しか手をかけていません。無料で使える著作権フリーのものを使わせていただいております。予算があって本格的に作れる環境が作れれば、吹き替えやカラー化などやれる事が増えるのでは…?そんな風に夢見つつ、今後も二人で制作を続けていく所存です。
ありがとうございましたー!



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